まだまだ読み足りないことは否めないが、以下、雑感を。

 

少子高齢化で労働人口が不足している。現時点で若者一人あたり何人のご老人を支えなければならない計算なのか。各業界では急速にAIやIoT技術を用いて、業務内容を効率化し、人件費の削減に走る。人件費の削減ということは、労働人口が少なくとも対応できうるということであろう。これで、一定程度は賄えるということだろうか。

しかし、だからといって、労働者が国家におさめる年金額は増えないはず。このままでは、今の労働者は高齢者になったときに年金を得ることはやはり難しいのではないか。そのときはどうするのだろうか。

 

外交。日本には切り札がない。ジョーカーのない交渉など、よほどの勝負師でなければ勝てないだろう。しかも、トランプゲームと違って、透明性は確保されやすい。まさか、日本が核武装しようとしたら、明るみにでるはず。尖閣諸島、竹島、北方領土などといった領土問題、北朝鮮との拉致問題、アメリカとの貿易問題等、山積みだ。でも、それら全てについて対話のみという外交政策では、時間の先延ばしというシンプルな攻勢と既成事実化、脅迫・恫喝により容易にクリアされてしまうと思う。

故中川議員が発言し、石原慎太郎が自身の著作で言及したとおり、日本が核を持つことについて真剣に議論を始めるべきであると思う。これは、戦争をしたいとかではない。抑止力を持つことの問題。有事に本当にアメリカが護ってくれるという保証はあるのでしょうか。全体的に他力本願、依存傾向のある日本にいざというときに手を差し伸べてくれる国はあるのでしょうか。

 

経済。日本はこれまでにかなりの借金をしてきた。いざとなれば、国民の預金を吸い上げれば、帳消しになるレヴェルではあるけれど、そんなこと現在の国民が易々と許容するとは思えない。国家のために自己犠牲を働くという風潮は、豊かさと平和の毒によって、すべて消失した。これは、ファシズムではない。戦時体制ではない。ただ、自分がいま人生を送ってこれたという現状に感謝しようとすれば、おのずと国家に目がいくと思う。消費税の増税は僕もいや。ただ、それによって、国が成り立たなくなったら?いま、ユーチューブをみて時間をつぶすことも、SNSを使って自己表現することも一切できなくなる。そう考えたら、多少の自己犠牲を厭うべきではないと思う。

資本主義。冷戦終結後は自由と民主主義を軸に世界は成長してきたと思う。しかし、所詮、民主主義とは賞賛できない政治体制であることには変わりがない、現在存在する他の政治体制に比べればマシだがと英国の元首相チャーチルは言った。ポピュリズム化しやすい。迎合的。既得権益の保護。それによる、政治の停滞。これにより、自警主義の台頭。特に、自由と民主主義を先進的に体現してきた欧米諸国でこのような動きがある。また、数年前にフランスの学者が資本主義によって、貧富の差が増大するという意見がだされた。これは、冷戦終結後、視点を引き延ばせば、資本主義自体のオワリなのかもしれません。これに代わるのは、中国、ロシアなどという共産圏か、イスラームか。

 

こんな折だから、少なくとも、変化をもたらす必要がある。絶対的に譲れない信念が各人にあるように、国家として存立の基礎たる理念を変革することは避けるべきだと思う。しかし、修正や解釈はできると思う。少なくとも、周りの情勢が変わっているのに、過去に固執しすぎることは最悪だ。もう少し、危機を共有するべきだと思う。

 

これから、国際政治、地政学、外交などについてよく学びたいと思う。誰かを護るためには、物事を知らなければならないから。