多摩川沿いに遡っていくと緑豊かな土手に桃色の桜が植わっているのを目にする。
不思議なことに土手の傾斜に植わっているからか、元々の品種がそういうものなのか
地面に限りなく近いところで桜が咲き乱れるという光景に出逢える。
桜の大木が空に向かって高いところで咲いているのもよいが、私はどちらかというと多摩川沿いの桜のほうが好きだ。
寝そべった目先に桜の花が咲いている。
花見というか花に埋もれにいくのである。
今年のこの時分は、どうしても実際に過ごせず、これは、あくまでも送迎のクルマから窓越しに思っただけである。
それにしても、なんとも麗らかな空間なのである。
さて、私はいつになったら、この桜の傍でボーッとできるようになるのやら。