私の通う大学院へ至る駅からの道は、この時期、イルミネーションで彩られる。
以前のブログで、月明かりがあるのに、なんて迷惑な明かりだろうと書いた。
まぁ、しかし、月明かりが無ければ、何の色気もない夜を煌びやかにしてくれるのだから、一応感謝しておこうか。
もちろん、漆黒に色気を感じている人間からしてみれば、やはり不要か。
さて、去年とは大違いの日々を過ごしている。
去年あれほどまでに欲しかったものが、いま手元にあり、手元どころか、内面に深く浸透しているのである。
そして、どんなに叫ぼうとも変わらないと思っていたあの時分のキモチには、煌びやかなイルミネーションというものが、大層に身に染みたものだ。染みて、沁みて、どこか一点で固着しそうな。
思うたびに、自分の中で、しこりが大きく形成されていくのである。
だから、今が何より幸せであることは今一度筆に認めておかなければならない。