黒々とするはずだった空が月明かりのせいで、どこかやりきれていない。
そのせいで街灯も銀杏の金色に負けてしまいそうな夜であった。
こんな夜を息を切らして、走りきれる時間に感謝している。
あと、月があれほどまでの輝きを持っていることは初めて知ったような感覚でいる。
また、大学周辺は、週末に開催される祭の準備で夜通しちらほら稼働している。
この灯りも、光が整列してるかのようだから、切れ味鋭い佇まいがある。
直線的にしか走れない。
このまま矢のように時間が経って
そして、それでいて
様々な本番に直面するわけだが
この過程を幾らか楽しむことをお許しください。