父親が、不意に、先日の同窓会で再会した友人の息子の話をしてきた。
どうやら、公認会計士だったのに、つまらないから予備試験を受験し最終合格し、そして、弁護士になったようだ。
予備試験論文式試験を不合格になった直後の私にとっては、ピリッとくる話題ではあった。
しかし、「受かるやつは受かる」という言葉を付け加えてきた。
税理士試験で、合格のためには絶対100覚えていかなければならないのに、たった20だけしか覚えていないチャラチャラしたニンゲンが、見事にヤマをあてて合格していく様を何度も見ていて、真面目にやっている自分がバカみたいに思えたということを話した。
人生の要所の試験を落ち続けてきた父親にとっては、私がどちらかというと反対側のニンゲンに見えているのであろうか。
性格的には、100覚えていくほうだと思うけど。
本当に合格できるか不安になってくるときもあるから、なんとも最後まで分からないのだなと考えて、このまま何とか頑張ってやろうと思ったわけだ。
試験なんて、私が落ちるわけないと考えるのが母親。
両極端の遺伝子を受け継いだ私は、どうにも折衷的なのである。
そして、やはり本試験というのは、本当の人生のスタートなのでありますから、少しくらい緊張してても、いつもの私を多少、外部的要素によって修正しただけなのであるから、なお自分なのです。
いつもと違うことをしているというと、どうにも地に足がついていないような物言いになるため、ここであえて修正しておく次第です。