心拍計が大きく振れ動くときに、人は生を感じている。
ただ、波風を立てない、凪のような止まっていることこそが、穏やかだとも言い得る。
拍動が感じられない静寂の中で、気に入った動作と気に入った食事をしていく。
特別さを押し留めることこそが、妙薬。
内で爆発させることこそが、玄人。
静けさを追い求めた結果だとはいえ、存外落ち着きの最中にいて、冷静にこれを思う。
1年前と同じく、キミが好きだと言える。
キミは、窓越しに明滅している僕を見ていたけど、今は、内で僕が灯っている。
私の輝きを外からみるか中からみるかの違いなのである。
たぶん、外にいるほうが賑やかさと派手さを感じるかもしれないけど
内側では温みを感じるであろう。