一年前は写真越しに、かわいらしい君の姿をみて、しみじみ思っていたことを

今は肩越しに、同じ思いを抱く。

なんだかこの一年の間に、私は、逆さにひっくり返ってしまったのではないかと確認するばかりだ。

しかし、回顧したとしても、地に足をつけて進んできた足跡しか見つけられない。

まっすぐに生きたとしても、反転した世のなかを生きることになることもあるのだ。

 

隣りの君を愛おしく感じた。

紺色とか朱色とか白色のコントラストを楽しみ、視覚的にも君を楽しんでいたことを思い出していたのだ。

私を虜にする色使いに、よく悶絶していたものだ。

思わず、息をのむような美しさであった。

 

白色の清廉さと紺色の深みと、朱色の華やかさは健在。

シンプルだけど、絢爛なところが、私の大好物であったのだ。

 

恋をした男性は視覚が発達するということであるが、こういうことなのさ。