キミに説明した上弦の月。
たしか、月が地平線から出てくるときに、弦が上か下かで決まると思う。
説明不足やったか。
なお、確実な根拠資料に照らした回答ではないので、朧げに信じる程度で構わない。
夜の電車は、疲れ切った空気感に包まれていて、どっと疲れる。
これが電車通学の最たる欠点だとしたら、もう辞めたくなる。
何かに不満をいう身分ではないのだけれど、たまには悪態をつきたくなる。
ホロ酔いは天敵で、どうにも、その中途半端にかったるい注意力の散漫さに苛立ちを覚えるときがある。
お互いさまなのかもしれないけど、事実は事実として主張することが、直ちに忌み嫌われるわけではなかろう。
駅のホームに流れる発車音は、テンポもタイミングも朝から変わらず安定。
某駅の音楽は朝からビールが飲みたくなる。
この時間は、合コン帰りの女性が意中の、狙いの定めた男性に甘える時刻である。
その辿々しい発音と、上目遣いに、全てを持って行かれるよう。
たしかに、破壊的。
女性の武器は、一睡も休まず機能している。
男性はというと、いつもどこかで事切れる。
いきなり揉みくちゃにされて、洗濯機のなかに閉じ込められたようだ。
出る時は勢い任せ。
これで誰かが怪我したり、喧嘩し始めたりしないのが不幸中の幸いだったりする。
今日はハナキンで、どこか浮かれた時間が流れている。
座興や諧謔は、延長することを求められてはいないと思われるが。
いま、とにかく、この疲労感を現認していて、自分の内心と照らし合わせてみるのである。
体力お化けでよかったと思い
同時にこれから先を思うのである。
まぁいい、根拠のない自信のほうが、実は裏打ちされたものが何かしら必ず在るということを
カラダの関係各所が記憶しており、魂が覚えているのである。
何かを得ようとすれば、何かを失う。
失うものをなんとかキープするのは、無理だ。
なぜなら、有限なのが常だから。
全体が決まっている以上、それ以上に何か付け加えることは、理論的にも無理だ。
だから、事後的に中身を検証しようと思う。
何かを得ようとして、何を失ったか。
時間だとしても、何に費やす時間を失ったか。

魂が抜けたようにつり革をつかんで
立ったまま寝落ちしそうなヒトをみるのは
地獄絵図さ。
まったく収拾がついてない。
それだけ。


始まる。