暫く資料室におって、作業後退室したところで、Yちゃんと遭遇。
なにやら焦った顔をしておったから、何か問うてみようかと思った瞬間
向こうからカミングアウトをしてきた。
慌てて受け止めた。
どうやら、定期券を無くしたらしい。
色白の肌がほんのりと紅潮してたから、話を聞いてみた。
心当たりは、お昼ご飯を食べたお店、お手洗い各所、資料室ということだった。
まぁ、時間が多少あったから、捜索を開始。
資料室への届け出、お昼ご飯のお店、学生支援課、守衛室と行脚し、帰途につく。
ワタクシも先に財布を落としたからこそ、見捨てられなかった。
ワタクシは一体なにをしてるのか。
やはり、人疲れと我が法科大学院に対する悪口が専らの話題である。
それと、定期券どうしよってやつか。
これは忘れてはならぬ。
ワタクシは一筋のアドヴァイスを垂れておいた。
新しいパスケース、考えよう
と。
どうやらかなり思い入れのあるものであったから、そのようなアドヴァイスをすること自体が憚られるのだが
仕方ない。
無いものは無い。
見切りをつけなければ、日常生活に支障をきたす。
モノを大切に扱う者なら、誰しもが考えるのが
なぜ、我が手から零れ落ちてしまったのかと。
飼い犬に手を出し咬まれたのではないかと憤りを覚える人もいるらしい。
しかし、大事なことは
その状況の意味である。
カミサマを信じてるとか、そんなことはわからないが
その運命という名の掲示
ある種のダイイングメッセージを紐解く作業を次に行わなければならない。
意味があるはずだ。
この世の中に無意味なものがあるか?
ウィルスでさえ、自らの健康維持のモチベーションと成り得るのに。
存外、悲嘆にくれてないというが、それは現実を受け入れられていない可能性も多分にある。
ワタクシは、Yちゃんについて詳しいわけではないから、あまり言及せず終わったが。
最近流行りのフランボワーズ味のチョッコレートをくれたから、全てを許そう。
Aちゃんに、アイポンの充電器と引き換えに差し上げたものの仲間であったが
ワタクシも一欠片頂き、流行りの味を経験したのである。
このワタクシの中に、流行りの味が。
暫くは、ワタクシの血となり肉となり、成分、構成要素となる。
いや、チョッコレートは、カラダはつくらないか。
しかし、思想の一部には成り得るだろう。
この感じ、この味を忘れないように。
我がタンよ、忘れるなよ。

さぁ、もう少しで聖夜だ。
国立の煌びやかなクリスマスツリーが疲れ目にしみるのである。


キミへ

Joyeux Noël!

ワイより