後輩から電話があってから1週間が経とうとしている。
案件は、色恋沙汰。
電話する数時間前に相手方に別れを切り出された。
電話の奥の肉声は機械的に処理された私の耳元へ届くのであるが
その機械化された声にも悲嘆が痛いほど伝わった。
冷静さを頑張って装うとするからこそ、真ん中でブレてくるのである。
その小刻みな振動を私は感知した。
電話してきた子も、その相手方も、私のかわいいかわいい後輩であるから、なんとも言えない。
恋愛の分野だけでなく、様々なところで、どちらにも幸せになって欲しいと思うけども、この案件については、少なくとも今はどちらかが良ければどちらかが悪い状況に追い込まれるという特別なものである。
入れ知恵もできない。
そもそも入れ知恵して、継続関係に持って行くこと自体が答えではないから。
対処できないという点では難易度が相当高い。
幸せに関しては落とし所が流動的なのである。
本日が試合だったから
水泳というか練習も恋もダメにするなよって声を掛けて電話を切った。
総崩れはあり得るし、シャレにならない。
大事なのは、まず自分がこの状況下で何を思うのか。
説明不足だというのか、もういいやというのか、距離を置こうと考えるのか、ふざけんなと思うのか、自分が悪かったと思うのか
きっと、近接した過去の自己の振る舞い方に思いをはせ、近い将来について更に考えるのであろうか。
自分で決めることが一番大事。
相手方とも話してきた。
自分が悪いとひたすらに繰り返す。
おれも、よくそう言った。
相手のことを考えてあげられなかったからの裏返しだと思う。
でも、本当にそうなんだろうか。
ちょっと関係がやばいですと話してくれた翌々日に別れた。
付き合って2ヶ月くらいの男女であれば、幸せボケしているころなのに、いったい何があったのか。
根本的な相違があったのか?
どちらかの人間性に問題があったのか?
よくわからない。
また話がしたいですと言われて、こちらとも、LINEを終えたが、どうなることやら。
お互い頑固だから、変わらないような気がしているが。
ちょっと悲しいキモチになりながら、この1週間を過ごしていたのである。