苦しいけれど、

 目を逸らさずにいること。

 

  考え続ける。

  祈り続ける。

 

  理性的に発展してきた学問に敬意を払い、

 過去と未来を想像する。

 

  現実と科学を信じる。

  自分の持っている能力を使って、信じる。

 

  見聞きして、知って、考える。

 

  恐怖では、何も発展しない。

  停滞が永遠に続くのみ。

 

  いつだったか、

 痴漢らしいことに遭ったときに思った。

 「自分の主張が通らず、もし死刑宣告を

 言い渡されたたとしても、

 私はその人を消したことを後悔するより、

 ホッとする気持ちの方が大きいのではないか。

 その人が生きている恐怖に比べたら。」

 と。

 ※ただし、その人に殺されるのではなく、

 公明正大な裁判の結果なら、まあいいか、という気持ち。

 想像では、私は静かに笑っている。(どんな笑い?)

 実際は、どうだろう。

 怖くてしょうがなくなるのだろうか。

 

  DVから逃げ出すのが難しくなるくらいなら。

  慣れなくていい。

  壊していい。

  自分が無事でいられる範囲で、壊したり

 壊れたりは、アリなのでは。