端的に。

 「have+過去分詞=現在完了形」は、多くの意味で覚えておいて損はないけれど、

 単語の意味をそのまま、

 「その経験(過去分詞)を持っている(have)」と理解してみると、

 感情としてピタッと来た。

 

  文法を理解するのも、それはそれで楽しめたので、これまでそんなに悩んだことはなかった。

  でも、「もうちょっと身に着けたい」と思って勉強を始めてみると、そこに壁があるような気がした。

 

  ひとりで少しずつ勉強をしている中で、ひとつ得たコツは、

 自分の感情を利用すること。(記憶術みたいな記事にも書いてあった気がする。)

  単語を覚えたり読んだりするとき、その単語が持つ意味と同じ感情を、自分も同時に持ってみる。

 「have」と見たら、「何か持っている、抱えている」みたいな気持ちになってみる、など。

 

  「言葉」にはやっぱり感情がある。

 どんなに無機的な言葉でも、単語でも、

 「そう表現・表記しよう」と決めた誰かの感情、みたいなもの。

  そんなふうに考えるようになったら、文法の大事さも分かるようになった。

  例えば、 「英語のルール」は同時に「人と人が意思疎通をするためのルール」、と考えてみるようになった。