流行り(←)のウイルスに感染して、

一週間ほど床に伏しておりました。

 

当然、

RUNオフ一週間です。

 

もしかしたら中足骨の痛みが和らぐかなぁ…

 

なんて、

うっすらと期待しちゃいましたが…

 

 

 

 

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ま。

無理だよね~

 

なんなら、

一週間甘やかされて痛みが鋭くなったようなw

 

 

 

 

そんな中、

今シーズン最初で最後?のレースに参戦してまいりました。

 

 

 

 

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なんと、

30回目という歴史のある大会です。

 

もちろん、

こんな風変りな素敵な大会を見つけてくるのは我らが司法書士さんです。

 

別大を最後に区切りをつけたマラソンではございます。

 

その理由はやはり、足の痛みが一番大きいですが、苦しい練習に立ち向かう気力もなくなってしまいました。

 

なので、当面はレースの参加を控えようと考えておりました。

 

別大以降はポクポクとカロリー消費ジョグの日々。

 

記録を狙う必要のない日々のランニングは気楽ではありますが、気持ちの張りもなく、ともすれば深い闇に迷い込んでしまいそうになります。

 

そんな中、粘り強く、根気強く、しつこく、レース出場を誘い続けてくれた司法書士さんが見つけてくれたのがこの…「みかた残酷マラソン全国大会」…です。

 

100㎞なんて無理。

フルはシンドイ。

ハーフじゃ物足りない…

 

という中、

絶妙な24㎞のレース。

そして、実は初めての兵庫県。

いいね、いいね、出場しよう!

 

とは言ったものの。

大会会場となる「兵庫県美方郡香美町小代区」を調べたところ、同じ県内である兵庫から車で約160㎞。姫路からで120㎞。

 

えらい遠い。

 

なんとなくmapで調べてみると、鳥取からが近そうなので前泊後泊地は鳥取駅にいたしました。

 

 

 

 

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初めての砂丘

 

こんな機会がなければ鳥取県に立ち寄ることもないでしょう。

 

 

 

レース当日。

朝4時起床。

 

さすがにもう粗相うんちは出来ないので、しっかりと出し切りました(一応、ティッシュは持参する←大事)

 

今回、レンタカーの営業時間が合わなかったため、TOYOTAのカーシェア(24時間利用可能)を利用しました。

 

7時00分。

出発。

 

鳥取駅からレース会場の小代まで約55㎞。到着予想は8時。

 

車は快調に進んでおりましたが、会場まであと5㎞地点「矢田川」沿いに入ると事態は急変。車が長蛇の列となっておりました。おそらく、会場に向かう車でしょうが、ビタッと動きません。

 

全く動かない状況に業を煮やして、川の対岸へ向かう車もチラホラ見受けましたが、結局は再び合流して大渋滞。

 

時計は8時30分をまわり、いよいよ9時の号砲は諦めざるをえない状況。

 

すると、渋滞で動かなくなった車1台1台に警備員が声をかけております。駐車場の案内でもしてるのか、我々の車にも近づいてまいりました。

 

窓を開けて警備員の言葉に耳を傾けると…

 

 

 

警備員

『ココに車を停めて会場まで向かってください!』

 

 

サム

『へ?ココって…ただの道端だし、民家の前ですよ?』

 

 

警備員

『大丈夫です。警察の許可も取りました!』

 

 

 

 

 

 

 

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合法路上駐車の列

 

 

8時40分。

車を道端に捨て置き、会場を目指します。

 

すると、今度は橋の上に数十人の人だかり。聞いてみると、会場までのシャトルバスを待つ列だとか。会場までは約3㎞…渋る司法書士さんを引っ張り、バスには乗らず歩くことにしました。

 

 

 

 

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せっかくなので、ガーミン起動。

 

 

 

会場に向け歩いていると、無情にもスタートの号砲が鳴り響きました。

 

我々の横を走り抜けていく(路駐をしなくて済んだランナー)を見送り、がらんとした会場に到着。

 

 

 

 

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荷物をおき、トイレを済まし、なんとなく準備運動をしてスタート地点へ向かいました。

 

 

 

 

9時21分。

なんとなくスタート。

 

 

 

 

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こんな経験は初めてかなぁ~なんて、思い出してみたら似たような経験が一度ありました。

 

 

 

 

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2017年小布施見にマラソン

(↑トイレの列に並ぶ上州くん)

 

あの時も荷物預けやらトイレやらに時間を要し、最後尾からのスタートとなりました。

 

シチュエーションはともかく、街の雰囲気や応援の温かさも小代と小布施は似てるかもしれません。

 

 

 

 

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スタート後、3㎞過ぎまでは下り基調。先を行くランナーの姿が見え始めたのは登りが始まってから。

 

マラソン引退宣言したとはいえ、私だって「足柄男塾」の端くれです(歩くとおせんべいに怒られます)せめて絶対に歩かない決意で先に進みます。

 

 

 

 

高低差はこんな感じ。

 

途中、心が折れそうになりましたが…『サムさんファイト!』…と声をかけてくれた男女のランナーさん、ありがとうございました。元気になれました。アウェイの地でのお声がけは嬉しいものです。

 

そして、10㎞地点には太鼓の演奏と共に大応援団。その中には足柄男塾Tシャツを身にまとった初めましてのtakosanの姿がありました。

 

挨拶もそこそこに、ゴールでの再会を約束して先に進みました。

 

大応援団がいるってことは登り終了?なんて、若干期待しましたが、ここからが本番と言わんとばかり、コース最大の傾斜が待ち受けておりました。

 

おそらく、11㎞辺りのスライドゾーンと、14㎞辺りのピークが最大斜度でしょう。足柄峠のラスボスレベルが二カ所ほどあります。

 

歩きたくなる衝動に駆られましたが、なんと、超お久しぶりの方にお会いすることが出来ました。

 

 

 

 

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兵庫の美ジョガーnahoさんです!

 

相変わらずの美貌で、異次元のオーラを放っておりました。おかげでカッコつけて走り切ることができました。

 

 

 

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nahoスポーツ

 

そんなお声がけもあり、なんとか難所も登りきり、残り5㎞はほぼ下り基調。着地筋も悲鳴をあげておりましたが、なんとかフィニッシュ地点に戻ってこれました。

 

 

 

 

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takosanスポーツ

 

応援をしていただいたtakosanに迎えられ、ラストは校庭を半周。

 

スタート時はボッチでしたが、ボランティアの方や地元の学生さんに迎えられ、華やかなフィニッシュとなりました。

 

 

 

 

 

 

終わってしまえば全て良い思い出。

 

しばらくレースはいいかなぁ〜なんて思ってはおりましたが、こんな大会なら出てもいいかなって薄っすら思います。

 

 

 

 

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また司法書士さんにこんな風変わりな大会を見つけてもらおうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに…

 

フィニッシュ後、

路駐した車に戻ると、

警備員さんがおっしゃった通り、

駐禁を切られることも、レッカーをされることもなく、車は無事でした。

 

こうなった理由はなんでも、今年は例年の1.5倍の参加者がおり、キャパオーバーだったとか…(いや、エントリーを締め切った段階でわかるよね?w)

 

願わくば、来年はもう少し会場に近い場所で「路駐許可」をもらってくださいm(__)m

(いや、どう考えたって停め放題の街だよね?w)