はじめての福井県。
レース前夜、
若狭湾に沈む夕日を眺めて心を落ち着かせる。
レース当日。
4時起床。
5時40分ホテル出発。
この日の宿は「ホテル せくみ屋」さん。
スタート地点の小浜市まちの駅までは徒歩3歩。
荷物預けは専用の袋などはなく、タグを付けた荷物をダイレクトに渡すシステムです。
スタートまで時間があったので、会場内をプラプラしましたが、残念ながら…『鼻毛出てますよ!』…と、言われることはありませんでした。
6時スタート。
本鯖(77㎞)の参加者は約500人。
わりと大ぶりのザックを背負った方が多い。
車道の封鎖はせず、スタート直後から歩道を走ります。
鯖街道の起点。
ほぼ最後尾からポクポクと進みます。
とは言え、
第1関門となる「川合/37㎞地点」を通過するにはロード区間をキロ6程度で走らなければ厳しいらしい。
沿道の声援に応えつつ、それなりのペースで進みます。
東小浜駅を過ぎるとコースは徐々に登り始め、隊列もばらけてきます。
下根来/10㎞地点のエイド
一カ所目のエイドまで10㎞。
この日はわりと涼しかったので問題ありませんでしたが、不安な方は水を持って走ったほうがいいかもしれません。
下根来生活改善センター内トイレ/10.5㎞地点
トイレは仮設の設営などはなく、お土産屋さんや公園、公民館などを利用します。
軽くお腹が痛くなってきました…
登り坂も軽快に走る司法書士さん。
いや、
確実にお腹が痛い…
13㎞地点
司法書士さんとはここでお別れです。
後続のランナーにエールを送りつつ、来た道を引き返します。
ダメだ。
完全に痛い…
先ほどのトイレまでは約3㎞。
間に合うか…
肛門筋に集中しながら走りますが、下り坂の着地振動で崩壊寸前です。
後続のランナーが途切れたところで、脇道に飛び込みました…
ポキールさんより引用
ふう…
間に合いました(´・_・`)
ただ…
脇道に入った時に薄々は感づいておりましたが、ティッシュもなければハンカチもありません。
辺りを見渡すと、笹の葉と落ち葉。
いや、
考えている暇はありません。
目隠しにしてはあまりにも心細い笹薮です。
後続のランナーが来たら…『野〇ソのサム王だ~!!!』…と、叫ばれてしまいます。
それはまずい。
笹の葉を一枚引きちぎり、
ふきふき…
ある程度想像はできましたが、
ちゃんと拭けないし、痛い。
笹の葉は使い放題ではありましたが、SDGsのサム王はサッと立ち上がり、再びコースに戻りました。
最後のランナーにエールを送り、
無事フィニッシュ。
福井県の皆様。
大変申し訳ございませんでした。
福井県代表のはちさんには個別に謝罪申し上げます。
来年、
司法書士さんが後始末に参りますのでお許しください。