ご存知ではないかもしれませんが…
サムはバスケをやってましたw
1on1は得意でしたが、
高校の時、マッチアップして唯一敵わない相手がいました。
高2の時、地区大会の決勝の相手は全て同じ相手、H高校でした。
4回対戦して結果、2勝2敗。
正直この相手とは、チームとしての『勝負』というよりも、
一対一の『勝負』として臨んでいた。
マッチアップの相手は1学年上のOさん…
今でも顔を覚えています…
唯一敵わない相手でした。
スコアラー(バスケ用語では点取り屋)だったサムですが、おそらく1桁台の得点しかあげられなかったのはH高校だけだと思います。
Oさん…
顔を見るのも嫌でしたが通算2勝1敗で迎えた最後の対戦、インターハイ予選の地区予選の決勝…
『今日こそは‼︎』
と力んだサムはファーストプレイでチャージングを取られました…
この日もOさんに負けるのか…
すぐさまタイムアウトがかかります。
バスケ部の顧問の先生…まぁ当然?怖いんですが、高校3年間でサムが怒られたのはこの日を含めたったの2回。
怒られるといじける性格をよく分かってらっしゃいましたw
ベンチに帰ると、おもむろに履いていたスリッパでサムの頭をペシッ‼︎
「打て」
…と、一言。
そう、ドライブからのプレイが好きだったサムは、熱くなればなるほどインサイドに入りたがった。
打て…アウトサイドで勝負しろと。
当時アウトサイドのシュートは庶民レベル。
でも先生が言うなら…と開き直りました。
パスを受ける。Oさんはドライブを警戒して下がっている…
あ~、これだけひかれりゃドライブで抜ける訳ないや…ようやく冷静になる。
スリーポイントを打つ…決まる。あ、まぐれ。
次のプレイ。
まだOさんは下がっている。
スリーを打つ…決まる。お、わりと調子いい。
Oさんの顔見る…ちょっと焦ってる?
次のプレイ。
さすがに少しタイトに付いてくる…構わずスリーを打つ…Oさんがチェックに来る…笛が鳴る…シュートが決まる。
バスケットカウントワンスロー、4点プレーだ。
序盤で一気に10点。
MJが『バスケットゴールがミシガン湖に見えた』という名言を残した事がある。
まさにサムもその状況。
それからはドライブも決まり、アウトサイドも絶好調。Oさんはファウルで止めるしか無く、
後半開始早々ファウルアウト。
初めてOさんに勝った瞬間だ…
この日サムは39点あげた。
でも、試合には負けた…
当然バスケはチームスポーツ。
一対一で勝っても意味がない。
でも、あのOさんとの『勝負』を機に、
確実にバスケの幅は拡がったと思う。
高校の卒業文集。
タイトルは『カウントダウン3』…w
これに書いた思い出に残る3つの試合の第3位がこの試合です。
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【21㎞~30㎞】
ハーフの通過が1時間30分05秒
決して速くはないが、横浜の時より2分程度速い。
脚は攣る気配も無ければ、痛みもない。
順調だ。念のためマグオンを投入しておく。
コースは河川敷を離れ、若干漂う潮風を感じながらフラットな道を走る。
公民館らしき前を走るとひときわ大きい声援をうける。
その先に2度目のフルーツステーションが現れる。
今度は何人かのランナーが立ち止まってフルーツを食べているが、サムはスルーした。
緩やかな上り坂が始まったところで吹奏楽の演奏が聞こえてきた。
すごく元気を頂いたが、何の曲かは忘れた。
それを過ぎると…
『え⁈ ここ走るの⁉︎』
地元の人しか知らない裏道のような『壁』が出現する。ちなみにココが新しく追加になった『激坂』らしい。
なんとか激坂を『よじ登る』とアパートらしき前でヤンキー夫婦が応援してくれている。
サム「この坂で終わりですか~⁉︎」
ヤンキー「いや、まだまだ!3~4個あるよ‼︎」
マジかよ…3~4個って…w
その後、上り坂の数を数えましたが…
8個まで数えて嫌になって止めましたw
ヤンキー…嘘つき‼︎
そこを過ぎると一気に視界が開けて茶畑の間を一本の道が通っていて…
その道は、空へと延びている…
アレ登るの⁈
チャリンコで一気に下って一気に登りたいような道だ。
ココもなんとか『よじ登る』と、だいぶ『攣り部』の勧誘を断れなくなったランナーが増えてきて、道端で脚を伸ばしている。
【31㎞~ゴール】
噂の『戦国汁』も香りだけ楽しんで先に進む…
この頃になると『坂』ぐらいでは驚かない。
『さっきの坂の方がキツかったな』とか、
『まぁBランクぐらいの坂かな』とか。
むしろ坂を登るたびに、キツいんだけど笑えてくる。
細かなアップダウンを過ぎると3つ目のフルーツステーションだ。
このエイドでは完全に立ち止まってランナーがフルーツを食べている。もちろんここもスルー。
それを過ぎると再び『壁』…
ゼッケン番号二桁ぐらいのランナーが結構歩いている。
多分、この辺りから抜かれることはなかったと思う。
そして37㎞過ぎにとうとうサムの元へもやってきた…
『サム部長ですよね…? 出来ればちょっとだけ僕らと攣りしませんか? 出来ればなんですが…』
控えめな勧誘だ。しかもハムと大腿四頭筋のみ。いつもなら脛・ふくらはぎが先に来るのに…
仕方ない?ので少しだけ歩く。立ち止まって伸ばすとヤバそうなので、少し歩いてからまた走り出す…
すると、控えめな『ヤツら』は去って行った。
え⁈ 嘘⁈ 勝った⁈ 走れるぞ‼︎
今まで一度攣ると走ること自体困難になるのに走れるし、少しスピードも上げられる‼︎
前を走るランナーが遅く感じる‼︎
グングン加速する‼︎
…いい過ぎ
…実際には4:20ぐらいなんですけどねw
つま恋の激坂までは少し走れるようになりました。
最後のフルーツステーションをスルーして、あとはゴール会場まで登るだけ。
スピードは上がらないけど、再び攣る気配は一切無し。『攣り部』は引退か⁈
ゴール手前で谷川真里さんとハイタッチをする。
もちろん、しっかりとランパンで手を拭いてからハイタッチした。
そのまま笑顔もなくゴールする。
サム3でもない、PBでもない、ハプニングもない、笑顔もない…そんなレースでしたけど。
でも…
今までのマラソン人生の中でベストの『勝負』が出来たと思います。
本日のRUN



