思い起こせば、このニレゲヤキを貰ったことが始まりでした。

 

枝が細かく解れる小葉性です。

褪色した黄葉が目立ってきたので葉刈りします。

 

裸にすると縦横にくねった小枝や不要枝が目につきます。

芽出しに備えて切り詰めておきましょう。

 

不要な胴吹き芽やくねった枝先を摘んで手入れを終えました。

昨年の追い込みからの小枝のほぐれ具合は案外早かったと思いますが、頭部に立ち上がるY字の枝がいけません。

Y字枝の一方を外すにしても針金整枝が必須になります。

枝枯れの多い樹種なので正直掛けたくないが、、、春まで考えてみます。

 

 

不注意で折ってしまった上の枝を挿したものです。

あれから7年、盆栽らしい雰囲気が出てチョッと良い感じです。

 

世間では終活などと終いに向けた後片付けの大切さをうたっていますが

 

私にとっての盆栽趣味は、気持ちに張りを持たせるためにどうしても必要なもの。

日々の手入れをすることで季節を肌で感じることができるし、育てることの楽しさも満喫できます。

 

できれば、動けなくなるまで盆栽を続けたいものです。

女房は「終活は終わりなき活動」と言ってましたけど・・・・

許されるでしょうかねえ。