幹模様、幹肌、枝付きなどすべてが盆栽作りに適したローズマリーです。

昨夏に弱らせてしまい駄温鉢で半年、一切さわらず回復につとめました。

元気な芽が吹いてきたので改めて本鉢に、今回は植え付け角度も変えてみた。

(ローズマリーは剪定、芽摘みなどで葉を減らして植え替えると調子を崩すことが多いようだ)

 

今後は根付いてから、頭部の枝を整理して芽摘みを重ねて花芽を持たせる。

 
 
こちらは弱って根がほとんど残らなかったローズマリー。
腐った根を全部削って挿し木状態でポリ箱の中で養生している。
しばらくぶりで箱のふたを開けてみると、とんでもないことになっていましたよ。
空中湿度が高すぎたようですね。
 
昨年の9月頃、一旦弱って復活したかなと思われたが・・・・
 
薄鉢に2年おいて根が弱ってしまったようだ。
ローズマリーは毎年植え替えて細根を更新することが元気を保つコツかも。
(上根が太くなって根先の細根が少なくなると弱ってくる)
 
こんな状態では、土中の削った箇所から発根してないだろう。
 
湿度過多で茶色の気根が出ることはあるが、気根が白根で伸びだしたのは初めてだ。
こうなっては再生は難しそうである。
気根が出ている使えそうな枝を切って挿す手が早道かもしれない。
ローズマリーの盆栽とは、所詮こんな物なのか・・・・
ポツポツ花を咲かせながら、コウチョウギと同じ感覚で作るのが合っているようである。