どうもご無沙汰しております。
アメブロ歴14年、ペンネーム「かぼす田千鳥」こと落人でございます。
生きてますよ。
ただ、最近ちょっとした地獄も経験してましてね。
酷暑が始まった先の7月、エアコンが故障するという災害に襲われた私は、さっそくエアコンを買い替えるべく近所の家電屋に走った訳ですが、「2027年問題」って知ってます?
来年4月に国の省エネ基準が大きく引き上げられて、基準を満たさない従来モデルの製造や出荷が制限されるってことで、いまエアコンの買い替えがめちゃくちゃ多いそうです。
そのあおりを受け、私が希望するモデルのエアコンが設置されるまでに1週間以上、夜でも30℃を超える灼熱地獄でアイスノンを抱えてあえいでいました。
その間も労役という別の地獄が変わりなく責め立ててくるもんで、たぶん軽い熱中症になっていたのかも知れません。少々体調を崩しておりました。
いやはや、
「無常の虎に追はれて煩悩の大河を渡れば、三毒の大蛇浮び出でて是を呑まんと舌を暢べ、其強害を遁れんと岸の額なる草の根に命係けて取附きたれば、黒白二の月の鼠が其草の根を嚙る…」
とは『太平記』巻三十三の名文ですけども、人生の旅路においては世の無常という名の虎が襲ってくるし、虎から逃れようと藤蔓をつかんで岸壁にとりつけば、その蔓を二匹のネズミが齧ってきたりするわけです。
しかしながら、旅人はそんな絶対絶命の場面においても、頭上の蜂の巣から蜂蜜が口に落ちてくると、その甘さに恐怖も忘れて心を奪われてしまうという例え話でございます。
今はその蜂蜜のような新しいエアコンの下で快適な夜を過ごしております。
ああ、この文明の利器に心から感謝します。
酷暑地獄の中の蜂蜜は、何もエアコンだけではありません。
たとえば、こないだ友人の温泉マン氏と連れ立って銭湯へ行きましてね。
神戸市灘区にある「宮本温泉」です。
ここは面白い銭湯で、「宮本温泉」という立派な名称があるのに、側面の外壁には「幸福の湯 エレン活性水素風呂」と書いた看板を掲げてましてね。
「エレン活性水素」なるものが何かはよくわかりませんが、たぶん一種の水素水なんでしょう。浴後もさらっとした肌感で、温泉マン氏も高く評価しておりました。
まあ玄関や脱衣場には幸〇の科学のポスターが貼られ、故・大川〇法氏の著書なんかも置いてあるのでお察しですが、番台の女将さんはたいへん感じのいい人で、浴後に冷たいお茶を1杯出してくれるという独特のシステムがあります。
幸福の科〇の教えの中には、「見返りを求めず他人を愛する」とか「人の幸福を願う」という文言も見えるので、おそらく女将さんはそれを日々実践しておられるのでしょう。
むろん私は信者じゃないですけども、そうした宗教ネタは嫌いではなくて、実は自称「仏陀の生まれ変わり」で最高神「エル・カンターレ」こと大川隆〇の生誕地である徳島県吉野川市(旧川島町)にも行ったことがあります。
(徳島県吉野川市にて/2018)
でもまあ、そんなことを女将さんに話すと長くなりそうなんでやめときました。
…ええと、そうそう。
今回の主題はそんな話じゃなくて、今年も文学フリマに出店することになりましてね。
前年同様、温泉マン氏と共同出店なんですが、よろしければこちらの告知などご覧くださいませ。
文学フリマ大阪14
日時:9/13(日) 12:00〜17:00
場所:インテックス大阪 2号館
ブース:さ-47〜48
https://bunfree.net/event/osaka14/
新刊も1冊追加しました。
こちらです↓
『戦国温泉幻紀行・乱世の湯』
磐梯熱海温泉、芦ノ牧温泉、かみのやま温泉など、各温泉地にまつわる乱世の逸話を散りばめたマニア向け全5話(+α)。
過去にアメブロで登場したものもありますが、加筆修正した内容になっています。
こうした旅先の温泉や、そこにまつわる歴史に思いを馳せることもまた、世の無常を忘れさせる蜂蜜です。
会場には他にもたくさんマニアックな出版物が軒を連ねているもよう。
ご用とお急ぎでない方におかれましては、よろしければ覗いてみてくださいませ。
以上、生存報告を兼ねた告知でした。


