最近くらげのお話をしていないので続きを話したいと思います!
立方クラゲ類の一生は基本は鉢クラゲ類と同じです(ヒドロクラゲ類も他の2種類と同じです)
でもところどころ違いがあります
まず卵からプラヌラ幼生が孵ってしばらく泳いだ後かたい場所に降りてポリプになります
ここまでは鉢クラゲ類と同じですね
しかしそのポリプは鉢クラゲ類のようなイソギンチャク型ではなくヒドロクラゲ類のポリプに似ています(ヒドロクラゲ類のポリプについては次回のくらげのお話で書きます)
まずかたい場所に降りたらスキフィストマという若いポリプになります
ここから育ち方が2通りあります
ひとつはそのまま育って若いクラゲになる育ち方です
立方クラゲ類最大の特徴は鉢クラゲ類のように残されたポリプはポリプのまま生き続けるのではなく1つのポリプがそっくりそのまま1匹の若いクラゲになるのです
つまり残される部分がないということで1つの卵から生まれるクラゲは1匹だけということです
もう1つの育ち方はポリプのからだの一部を切り離してその切り離した欠片からポリプが再生して増えるという育ち方です
大人のクラゲになってからではなかなか分裂することは難しいのでポリプのうちに増えるのです
そうして増殖したポリプは若いクラゲになって大人になり…
という繰り返しです
ちなみに立方クラゲ類の若いクラゲは大人のクラゲをそのまま小さくしたような親にそっくりの姿です
最後に何か立方クラゲ類のクラゲの画像を載せて終わりたいのですが画像を持っていないのでダースベーダークラゲという珍しいクラゲの画像で勘弁してくださいm(_ _)m