こんにちは。
演劇ワークショップを主宰しているo-stage(オウステージ)の椿 留美子です。
今日は9月から始まった4回限定ワークショップの最終日でした。
最終日の今日は、それぞれ選んでいただいた詩の朗読発表です。
朗読と言っても、
覚えてもよし
見ていってもよし
自由に動きをつけてもよし
動かなくて立ちっぱなしでも、椅子に座っても
全く自由な体制でやります。
そう、本人におまかせ、です。
ただ、前回稽古でやったことに対するアドバイスがあるので、それをどう生かして今日の発表につなげるか。
はい、それもおまかせ。
ひとりずつの発表にドキドキ。
みなさん、それぞれの課題を考えて持ってきてくださいました。
「表現の幅」
という言葉がよく使われますが、今日はその言葉を感じた日でした。
演劇をやってきた人、
ほとんど経験の無い人、
さまざまな方がいらっしゃいましたが、舞台に立つと経験なんて関係ない。
観客はそんなことどうでもいいのです。
ただ
“よいもの”
が観たいだけなんです。
「表現に幅がある」
とは一般的に表現力がある、表現が豊かである、
ということに使われますが、
力
豊か
ってどれくらいのものなんでしょう。
今日みなさんの発表を見て感じたのは、
表現はにじみでるもの
ということです。
一人ひとりの人生や思想、信念が知らず知らずに現れる。
みなさんの歩んできた道が垣間見られる。
そう、舞台って丸見えなんです。
そのひとズバリが見えてしまう。
舞台って怖いでしょう。
それでも表現したいと来てくださった方たち。
ほら、いい顔してるでしょう!!
11月から新規に演劇ワークショップが始まります。
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