詩 『 春塵(しゅんじん) 』『 春塵(しゅんじん) 』閉ざされた時間凍りついた空間乾いた風が吹き抜けて溜まった塵を巻き上げる冬のあいだ鬱積したすべてを吹き飛ばして行き場のない想いも遠い彼方へと飛んでゆく誰に聴かせることもなく誰に語ることもなく春の塵としてPhoto:月夜