『 疲れたときに 』

身体も心もどうしようもなく
疲れてしまったときは
暑くも寒くもないところで
お陽さまの光を
全身で浴びる

飛行機雲の行き先を
想像しながら
目を閉じ
風の香りを愉しむ

いつの間にか
知らない間に
心地好い船に揺られて
どこか遠い国まで行くんだ

どこまでも
どこまでも
揺られながら
なにもかも忘れて


PHOTO:masayoshi