戸籍と相続登記 | ここにきて復活ですか?我孫子の司法書士

戸籍と相続登記

久しぶりに、相続登記の依頼がやってきた。


毎回、相続登記で思うことがある。戸籍謄本を取得する際、遠方の戸籍は郵送で請求する。郵送の場合、郵便


小為替でとあるので、為替を郵便局で購入するが、450円分の為替を購入するのに、手数料が100円かかる。


「手数料高くないか?」


ま、民間会社になったので、別にいいんだが、民間でここまで高い手数料取る企業はそうはないでしょう。


相続登記の場合、必要な戸籍は司法書士が取得することができます。が、今回の依頼人は、ある程度まで、ご


自身で取得してくださった。つい、うれしくなって、報酬を値引きしたのだが、よく考えれば、残りの必要な分は、私


が取得するので、実際の報酬額から、更に戸籍取得分を引かなければならないので、値引きよりさらに実入りが


減るというお粗末な結果に・・・。


ま、しょうがないですね。一旦、見積もりを提出した以上、その金額で請け負うのがスジでしょう。ここで、きちんと


仕事をしておけば、きっと次につながるはずです。


相続登記は、金融機関が絡まないので、いくらか、精神的には楽な気がします。でも、その分、亡くなった方の


人生をたどるようで、それはそれで、気が重くなります。隠し子なんていませんようにといつも祈りながら、戸籍を


確認しています。