さてさて、お待たせしました!THE・MANZAIの、寸評を書かせていただきます、色々皆さんと意見の相違も有って当然ですが、あくまでも、僕の個人的感想ですので…ご了承下さいね!

トップのテンダラー君!
流石に漫才歴19年!入り方も落ち着いていながら、笑も取り他のコンビでは、あのスムーズな入り方は出来なかったのでは、下ネタも彼等だから許せましたね、ネタは前年の仕事人のパターンで場面場面の場景も分かりやすくて、言葉も動きにも切れが有り、悪い所を探すのが難しいくらいの漫才でした!皆さん彼等はダンスが得意で昔ショーパブで働いていた事はご存知でしょうか?僕は5年以上前から早く東京に行きなさいって会う度に言ってたコンビで、今後が楽しみです、今回の漫才もいい出来だっと思います。

ウーマンラッシュアワー君!
今回のネタは何回か見てましたが、前半と後半に分けての、テンドン返し【ドンデンでは有りません】後半の前半に無い増えて行くツッコミが又面白くて、素晴らしい形の漫才だったと思います!4分間有ったから出来た、又彼等の早さだから出来た漫才で、もう此でツッコミは終わりかなぁ~って後の又一言のツッコミ!『そんなに大事物だったらしっかり捕まえて置くんだったな…それと君のお父さんとお母さんは必ず死ぬよ』等々、若い人だけではなくオッチャン・オバチャンにも理解出来るネタだっと思います…ただオッチャン・オバチャンとか、初めて聞く方には喋りが早くて聞き辛いって思われる方も居てはるでしょうが、人間って聞き慣れるとどんどんはっきり分かる様に成るので、楽しみなコンビです!

優勝したハマカーン君!
前二組が凄くいい出来だったので…これは辛いなぁって思ってましたが、早さとネタで、押して行く漫才では無くて、お客さんが少しほっとした新鮮な感じを持ったかも分かりませんね、浜谷君の新しい形の切れキャラ、めっちゃキレてるのに冷静な判断の台詞からの自己反省…そして神田君の全く変わらないスタンスのバランスが良いのと、上下関係漫才で有ることを衣装のスーツとカッターシャツでも表すところの分かり安さと気遣いと作戦!流石やね、未だ未だどんどん上手く成ると思います。

オジンオズボーン君!
高松君がふっていく話を、篠宮君の一人言ボケって言ったら良いのか、今まで無かった漫才の形の様で…西川のりおさんのニューバージョンって言ったら良いのか…浜谷君のボケで言ってる事はオッサンギャグ的な処は有るのですが、取り上げる内容が若いのと、あれだけ続けると、会場のお客さんが、次は何を言うのか、楽しみに待ち出してて、もうこう成るとこっちの物で、未だ未だやりたかったのでは…凄く新鮮な漫才でした!

さてこの4組で僕は、ウーマンラッシュアワーに入れましたが!本当にこのグループが一番悩み、又ハイレベルの戦いで、4組ともスタイルが違った漫才で…ワラテンで89点を取ったオジンオズボーン君も、何でやろって思ってるか分かりませんが、凄く良かったので頑張って欲しいですね。

トレンディエンジェル君!良かったと思いますが、ネタ的にオリンピック等最近の話題とかのネタに成ると少しネタ事態軽い感じが出る時が有るんですね、それとCMネタもそうなんですよね…今回は他の組が練りに練ったネタだったので少し軽く感じましたが、普段なら面白い漫才なんですが!又、オチの時に限って声が少し落ちるのが残念に感じました、でもこのコンビも力を持ってるなぁーって痛感しました。

NONSTYLE君!
この何年かで又力を付けましたね、舞台に出でから1分以内に五回の大きな笑いを取ってました!テンポ・間・ネタ、も良くって、あの空港に送りに行く場面だけで、笑を繰り返し取るのは、ネタ作りの段階のしっかりした作業が見えて来ます流石M1チャンピオンだと思いました…先日楽屋て会ったら井上君、髪の毛切りましたね…『もういいかって…』又新しいNOSTYLE君か見れる予感です。

磁石君!
漫才の前の紹介VTRでの涙…本編には関係無いですが一寸胸に来ました!さて漫才ですが、審査員の票は入りませんでしたが、最初のネタふりが最後に出てくる所とか、【免許証はオモチですか?ブスは待つ!】名言漫才でしたね、もう少しだけテンポアップした方が良いかも、点数的にはこの4組もそんなに差は無いと思います…。

【漫才は早く喋れてお客さんに分かって貰えたら沢山の笑いが取れる訳なので…ワラテンはその結果ですね。】

千鳥君!
独特の千鳥ワールドで、先ずお客さんが千鳥ワールドを知っていて待っている!と言うのが、凄く強みに成ってます、大吾君が演じたタクシーの、ヨダレダコ運転手…一つ間違えたら世の中で生きて行けない人間、此を漫才でやると確かにウケやすいのですが、かつてのチュートリアルの徳井君的漫才…ただ誰でもが演じれる物でも無いんですね、それが出来る大吾君は強いね。

【危ない人間を演じる】

スーパーマラドーナ君!
このコンビはネタ数も多くてよく勉強してるコンビで、ひよっとすると決勝に得意ネタを、やるつもりだったのかなぁって思いました…緊張のせいでは無くて、少し、ほんの少しだけ微妙に言葉に気持ちが入って無い感じがするんですが…それと一つ一つの笑の繋ぎの時にたまに、これ又微妙ですが間が空く感じが有るんです…これは僕だけかも分かりませんが…それも舞台数を積んで行くと出来上がると思います、楽しみにです。

アルコ&ピース君!
じっくり見たのは初めてでした!あの勘違いネタをお客さんを最初に引かさずにつかんだのが勝因で良かったですね~、忍者に成って巻物を取りに行きたい!
設定も馬鹿馬鹿しくて、しかさ馬鹿馬鹿しい方が真剣風な芝居の落差が生じて、笑える、決勝も同じパターンだったのは一寸辛かったなぁ一回戦が良かったので、あのパターンならもっと馬鹿馬鹿しい設定にすれば良かったかなぁ~、漫才も芝居も出来そうですね…今回は漫才って言うより小芝居だったので、一度普通のパターンの漫才を見たいです。

笑い飯君!
あの桃太郎ネタは、劇場では受けていましたが、今回はウケて無いとは言いませんが、一寸不発の感があって本人達も少し『あれ?』って思って間も、急ぎ過ぎたかも、ネタは少し考え過ぎたのと、実は若いかたは、寿司太郎もチラシ寿司のCMも知らなかった方が居たみたいで、実は阪神の息子さんは高校生なんですが!分からなかったそうです…今回は会場のお客さんとはマッチしなかったのかも…ネタの選択が残念でした。
【漫才は誰もが知ってる誰もが経験した事を漫才に出来たら一番良いのです。】
エルシャラカーニ君!
言葉がかぶり会うという、難しい入りかたをしましたね~、ネタは基本的にベテランがやってもおかしく無いネタを若手のエッセンスと言うか匂いを入れたネタでしたね…すこし技術が要るネタで爆笑を取りにくい様に感じました…
もっと簡単で分かりやすいネタ作りをしたら、しっかり喋れるし…少し勿体無いです。

【めちゃくちゃ技術が有って上手い漫才師に、其れほど面白くネタをやってもらっても爆笑は取れません!
余り上手く無い漫才師でも、めちゃくちゃ面白いネタをやってもらったら、爆笑を取れる時があります!漫才は、一に、ネタです】

決勝は皆さんご覧の通り!
ハマカーン君が一回戦と変わらぬ笑を取って力を見せましたね2本揃えて来るのは流石で、2本目を見た時に稽古量も感じました…おめでとう!

アルコ&ピース君は…やっぱりパターンがね…一回戦が審査員のパーフェクトを取って期待が大きかったからね…パイロットに成りたいより、忍者に成って巻物を取りに行きたい!の方が馬鹿馬鹿しくて良かったですね。

千鳥君は…
決勝の電話相談…一寸展開の大きさに情景が…?
一回戦の分かりやすい、皆が乗った経験の有るタクシーの方が笑えるんですね。
さて長々と書いて来ましたが、全て僕個人の感想ですのでご理解下さいね、ワイルドカードのメンバーも含め予選で落ちたコンビも自分の目標に向かって漫才に励んでもらいたいです。

以上!