マインドワークフォーカライザー(認定講師)

日本パペットアカデミー認定講師

 

腹話術を始めて23年

木田えみ子です

 

きょうは人形のキャラクターを決めると良いというお話です

 

台本の時にもお話しましたが

腹話術は適当に口から出まかせをしゃべっているようではありますが

決してそうではありません

 

台本もそうですが

人形のキャラクターもしっかり決めておきます

歳はいくつぐらい?

どういう性格?

大人なら仕事は?

術師との関係は?

 

それによって話の内容も変わってくるし

台本も作りやすい

 

またそれらをはっきりさせることで

見ているお客さんも

話に聞き入ることができます

 

この二人はどういう関係か

話題について、

なんでそんなことを言うのか?

 

そんなことを気にしながら聞いていると

どんな面白い話も集中できません

 

人形が術師のことをお母さんと言っていれば

親子ということはわかりますが

じゃあその子はいくつなの?

幼稚園児?

小学生?中学生?

 

中学生、高校生なら「おかあさん」ではなく

「おかん」と言うかも知れません

 

当然セリフも変わってきます
 

「皆さんこんにちは」とあいさつした後に

「この子はね隣の子なんですけれど・・・」

とか

「この子うちの子なんですけどね・・・」

などとセリフに説明をちょっと入れるだけで

お客さんの集中力も増し、こちらもぐっとやりやすくなります

 

そしてそのあと子育ての悩みを話題にするとか・・・

 

始めたばかりでどんな分野の話ができるのかわからない

という方は

とりあえず一つ決めてやってみる

しっくりこなければ変えてみるのもありです

 

色々やっているうちにこれだ!と思うものができるようになります

あなたにしかできない腹話術

きっと見つかりますよ

 

さあきょうからあなたも腹話術師!!