母の特養入所からもう、2年
でも、
たった2年で記憶は更に曖昧に
悲しいと思うのは、
家族だけ
本人は、
記憶は、田舎にいた頃の思い出の中にいる
大好きだった両親の思い出
お蚕さんの話
飼っていたウサギの話
姉妹の話
 
私のことは、
辛うじて認識してくれている
でも、
妹は…
私と思われる
 
訪ねるたびに悲しいのは、
私たち
 
母は、
ニコニコ笑って
楽しそうに
話をしてくれる
 
だから…
良しとしないとね
 
栄養と
清潔と
安全と
自宅にいたら難しかったことが
手に入ったんだもの