こんにちは。 

看護師。フットアドバイザー

足、靴の話をさせたら止まらない

スピリチャル、不思議大好きな

佐藤福子、ふっこです。

 

早いもので、父を送ってもう10日を過ぎた。
私が、常に兄弟たちに言ってきたのは、

自分たちが後悔しないように、

これだけやった。

と、言える看病をしようだった。


自己満足でいいじゃないか、

父の先は、そんなに長くない。
父のためじゃなくていい、

自分のためでいい。と思うとまで言った。


そして、今自分の心は・・・
これでよかったのか?
父は、告知を望んでいなかったのに、

最終的には、私の口から告げてしまった。


父は、入院してから毎日日記を書いていた。
そこには、父の字とは思えないほど乱れた字でびっちりと

一日一日の自分の入院生活が綴られている。


そして、告知のことも、

娘から癌と聞かされてショックだったということも書かれていた。
私が、父さん、おうちに帰ろうよ。

気持ちが負けたら終わりだよ。

って言ったことが、効いたのか、

負けるものか、

退院するぞと書かれている。


毎日、父の治療法は、間違っていなかったのか?
最終的にモルヒネを持続注射にしたのは

正しかったのか?などなど、

後悔に似た念が沸いてくる。

妹は、お姉ちゃんが居たから、

父さんの苦しまない最後を迎えられたし、

呼吸の変化に気づけた。


私だけで、病室に居たら分からなかったよ。
もし、手術を受けてたら、

もっと早くに逝ってしまっていたかもしれないよ。


放射線治療の通院があったから、

みんな父さんといっぱいお話できたんだよ。


この入院でも、食事介助に行こうって

召集かけてなければ、

毎日なんて行ってなかったよ。

と言ってもらえた。

いいんだね、父さん、

私間違ってなかったよね。
心の中でたずねてみる。
大丈夫だ

と父さんの声が聞こえた。