私の父
今年7回忌
父の闘病生活と
最期のときを思い出しましました。
父は、食道がんでした。
しかし、腎臓梗塞、小脳梗塞などの既往があり
高血圧持病持ち
手術不適応とのことで
放射線療法を受けました。
その後、抗がん剤治療は、
本人家族の意向によるが
おそらく体力的に耐えられないだろうと説明を受け
私と父は、
放射線療法でほとんど無くなった
がんの発症部位に一縷の望みを持ち
栄養ある物食べて
ゆっくり過ごそうと言って
受けなかった
それから、数か月
再発、食事がのどを通らなくなってしまった。
入院して少ししたら
流動食は食べられて、
お粥が食べられて
と体力も戻ってきたように見えたのもつかの間。
見舞客の風邪が移ってしまったのか?
突然咳が、痰が増え
発熱、肺炎を起こしてしまい。
あまりの苦しみ様に
モルヒネ入りの点滴を開始してもらった
その日
父は、付き添っている私をいたわり
帰っていいよ。苦しくなくなったから
帰って寝なさいと
それが父の最期の言葉となりました。
モルヒネで、混沌として次第に血圧が落ち
眠るように亡くなりました。
しばらく、私がモルヒネ入りの点滴を開始してしまったから
父の死期を早めたのではないか
抗がん剤を進めなかったから
一時無くなったがん細胞が再発してしまったのではないか
攻めていました。
妹から、お姉ちゃんがいなかったら
お父さん苦しんで苦しんで亡くなったよ
眠るように逝けたのは良かったんだよ
と言われホットしたのを思い出しました。
再来月で7回忌です。
いつも父の誕生日近い日を選んでに法事をします。
今年は、母は同席させられないけれど
父は母の夢に元気な姿で会いにきているそうです。
なので母は、父が一人で家に居るから帰らないとと帰宅願望が強いのかもしれませんね