NY原油は85ドルの節目を上抜く展開になった。
供給不安が広がりを見せており、投機マネーの流入が加速している。
イスラエルとイランが軍事衝突を引き起こすリスクが高まっていること。
ウクライナがロシア石油精製施設にドローン攻撃を強化していること。
OPECプラスは自主減産を4~6月期も継続する方針を示していること。
これらの複合的な供給不安と供給障害が需給のひっ迫見通しを強めているといえるだろう。また、今後は春の行楽需要も徐々に強まる見通しで、引き続き原油相場の高騰が支持される材料は揃っている。