米ミシガン大学が15日発表した7月の消費者信頼感指数(速報値)は51.1と、6月の50.0から上昇したものの、統計開始以来の低水準近辺にとどまった。

物価高や景気後退リスクを巡る警戒感が重しになったものとみられる。

 

消費者の予想する物価上昇率はやや和らいだ。

1年先の予想インフレ率は5.2%と、6月時点の5.3%から低下。

5年先の予想インフレ率は3.1%から2.8%に下がった。

 

足元の景況感を示す現況指数は57.1と、6月の53.8から改善したが、向こう半年間についての景況感を示す期待指数は前月の47.5から47.3に低下した。