ゴールドマンサックスは原油価格の見通しについて、現在のロシアとウクライナの対立状況を受けても1バレル当たり2ドル程度の上昇にとどまるかもしれないと指摘した。

パイプライン輸送される原油で迂回(うかい)できない量は限られている点を理由に挙げている。

また、欧米諸国がロシアに対して原油関連の制裁を科すことはないとの見方も示した。

欧州では天然ガスの在庫がすでに逼迫(ひっぱく)しており、ロシアが欧州向けの天然ガス輸出で報復に出る可能性があるためだとしている。