サンフランシスコに本社を置く金融機関ウェルズ・ファーゴのストラテジスト、エリック・ネルソン氏(ニューヨーク在勤)は、「米金融当局は今回の連邦公開市場委員会(FOMC)決定で、テーパリング(資産購入の段階的縮小)ペースを調整する余地を自らに与え、これがドル売りへの影響を限定的なものにするだろう」と述べている。

同氏は「テーパリングは必要になれば加速できる、そのことが利上げ観測のハト派的な再評価を限定的にし、ドルを支えている」などとしている。(ブルームバーグ)