昨日の海外市場でドル/円は114円台前半の推移が続きました。

米債利回りが一時1.62%台まで上昇するなど、ロンドン市場からNY市場にかけて米長期債利回りがしっかりとなり、ドル/円も114円40銭台を付ける動きを見せていましたが、先週末の直近高値圏で上値進行を抑えられると、その後は少し調整が入って114円12銭前後まで押される展開となりました。

 

もっとも、地合いは堅調で、東京市場に移ってからも114円30銭前後での推移となっており、下値しっかり感がかなり強くなっている気配です。
可能性としては、2018年10月に付けた114円50銭台が目先のポイントとなり、その上の115円までは売りが並んでいる気配ですが、押し目が限定的な分、売りをこなしながらジリジリと上昇する可能性を秘めているでしょう。