スイスのジュリアス・ベア銀行は、ユーロ圏周辺国の国債について、主要国債よりも投資妙味があるとの見方を示した。

ECBによる大規模な資産買い入れや健全財政、高水準な債務比率への懸念の後退が理由だという。

またジュリアス・ベアのアナリストは、「新型コロナウイルスによる経済へのダウンサイドリスクを踏まえると、ECBはユーロ圏加盟国が財政赤字を埋めるために発行する額を超える国債を購入すると予想される」と述べた。
このため、投資家らはリスクのより高い市場セグメントに投資機会を求めることになるとみている。