こんにちは!
(・∀・)ノ

*8月28日・マカオ3日目①*

「……(@_@;)?!」

目が、覚めた。

クイーンサイズのフカフカベッドの隅で、何故か前日の服を着たままナイトガウンを羽織り、爆睡していた。

しばし、思考停止…。
(@゚▽゚@)




「…あ!そうだ…ヤバい。」
((゚д゚;)ゞ

昨夜は浮かれポンチに飲み潰れてしまったが、私はひとつ問題を抱えていた。

実は、昨日の夕食会で『まだ買い物ができていない』との声があり、
なんと、殿が「じゃぁ、明日、みんなで朝イチから※《D・F・S》に行こうよ。」と自ら提案してくれてた。

しかし、集合時間は決めていなかった。

何故なら、《朝イチ》から行きたいD・F・Sの開店時間を、誰も知らなかったからなのである。

尚も、殿の提案はつづく。

「取り敢えず、D・F・S【開店時間】の30分前にロビーで。開店時間は調べて教えてよ。」

…え?
(@゚▽゚@;)

鶴の一声ならぬ、
《殿の一声》発令。

Σ( ̄□ ̄;)アワワ…?

ホテルに戻り、ご存知ビビりの私は、パトロールに行きたい気持ちを抑え、さっそく開店時間を調べた。

調べながら私は、以前ツアーであった事を思い出していた。

二度目のシンガポールツアーに行った時、次の日の昼御飯をみんなで食べようと、殿がアラブ人街の店の名前だけを教えてくれ、《あとは自力で来るように》と言われた事がある。

皆、必死に調べ、それぞれが何だかんだと辿り着き、みんなで美味しい昼御飯を食べたのだ。

あれから、10年は経つだろう。
なぜ思い出したのか、さっぱり分からないが、何となく、そんなドキドキ感が似ていたのかもしれない。



D・F・Sの開店は、10時だった。

そして、お買い物参加者には、伝達。

…が、殿は「遅い時間はホテルのカジノにいるから。」と言ってたけれども、ついに伝達が出来ず…。
↑↑
(パトロール後、またパトロールした訳です(笑))

…で、朝。

あれ?

どーすんの?
今日の楽しいお買い物。

9時半ダヨ、全員集合♪
できないんだけど…!

……怖っ
( ̄□ ̄;)!!


でも、絶対にどうにかなる。二日酔いの頭でジタバタしても仕方ない。

とにかく、朝飯。

朝食に指定されているレストランに行く。

昨夜の隊員2名に会う。

4人でテーブルを囲むが、二日酔いで修復不能な私は、ゲッツやヒーハーなどを連発し、妙なテンションの朝食風景になっていた。

みんな、あの時は、ゴメンね。
そしてありがとー!!

みんなでゲラゲラ笑いながら食べていると、入り口にオーラが…!?


キタ━━━(°∀°)━━━ツ


とにかく、集合時間を伝える。

良かったー!

これで、みんな揃って出発できるね!

明日は帰国。

この日も、目一杯楽しんだ1日の始まりでした。


※『D・F・S』は世界各地にある大規模免税店『DFSギャレリア』の事です。※

*3日目②につづく*
こんばんは!
(・∀・)ノ

*マカオ2日目④*

……ムズムズムズムズムズムズムズムズ……。

解散して部屋に戻った私はムズムズしていた。

明らかに不完全燃焼である。
明らかに飲み足りないのである。

私にはまだまだ行きたい場所が、沢山あった。
その一つが『サンズホテル』のラウンジ。

ここはマカオでのアメリカ資本カジノの先駆けのホテルだそうで、ラウンジで生ライブが見れて、毎夜盛り上がってるらしい。

理解ある同室のTちゃんの協力もあり、再び出動!

他の隊員にも出動をお願いし、合計4名での深夜のパトロール(笑)

タクシーを飛ばし、サンズホテルに直行する。

中心部から離れているせいか、異常な空気の鉄火場になってるカジノを横目にラウンジへ。

長いバーカウンターの向こうは、映画『コヨーテ・アグリー』ばりのステージカウンターみたいになっているし、メインステージが真ん前にあり、囲むようにソファー席、周りにテーブル席と配置されていて、明らかに他のラウンジとは違う。

わぉ~、
なんか雰囲気あるなー。

20~30分位ずつ色んなステージをやってるみたいで、席についてすぐやっていたのは、カントリーミュージックみたいなやつ。

Vocalが「ヒィーハーァーツ!」って言ったとたん、私達は、大爆笑!!

こりゃ、ヤベーな。
(;-_-+

フレンチカンカンみたいなステージもやったんだけど、お尻を振ってる中に、どう見てもニューハーフみたいなデカイ女も混じってたりして、これもヤバし。

お蔭で、おもいっきり濃いマルガリータが、すすむこと、すすむこと。

だ・け・ど!

ナイスヒットがあったんです!!

イマドキな歌謡曲を歌ったグループのバックバンドのキーボードの子!

《金城武を若くした感じ》で、明らかにイイ♪

「あの子可愛くなーい?」と私達は大盛り上がり!

ゴメン!とくに私!!

マカオでやっと出会えたNICE GUY♪
(^3^)/

今夜の私のムズムズは、
この子の為にあったと言っても過言ではない。

しかし、私の位置から見えるのは《成宮寛貴を崩しすぎた》Vocalの男。
しかも、衣装の上着の袖が無い…。

こいつの名前は【ソデナシ】に決定。

この【ソデナシ】、さっきから人差し指をゲッツにして振り付きで歌ってる。

この時点でマルガリータ3杯を飲み干してた私は、完全に壊れ始めていた。

で、私は真似して、
【金城-キンジョウトヨムー】君にゲッツを送りアピールしていたが、盛り上がっている私達に気づいた【ソデナシ】は、私達にゲッツを送ってくる。

「【ソデナシ】ーッ!
あんたじゃねーからーッ!」と叫んでも、【ソデナシ】は、笑顔100%!

他にも、客にケチをつけたり、別なネタで盛り上がったりしてるうちに、演奏が終了。

「もしかして、また出てくるかな?」

淡い期待を持ちつつ、待ってみる事にした。

……(@゚▽゚@)……!。
出た!「ヒーハー!」

もしかして、もう一周?

……(@゚▽゚@)……!
出た!ニューハーフ!

俄かに活気づく私達。

……(@゚▽゚@)!…♪♪
出た!【ソデナシ】!!

やった!また逢えたよ!
【金城】君!!!

またまた大盛り上がりの私達!

ゴメン!とくに私!!

この時点で、5杯目いただいてます。

そして、再度、
「【ソデナシ】ーッ!
あんたじゃねーからーッ!」と叫んでみる。

ででで、演奏終了した時、【金城】君がこっちむいて微笑んでくれたのよー。
多分、いや、絶対に手も振ってくれてた!

終わり良ければすべてヨシ!
いやー、しつこく言うけど、旅ってこういう瞬間が、楽しいのよー。
ヽ(´▽`)/

長いマカオの2日目の夜もやっと更けてゆく。

そして、明朝、二日酔いに苦しむ女がひとり…。


*つづく*