認めることのほうが好きだな。 | 今日もいい日です。

認めることのほうが好きだな。

母校で「はたらくこと」について話しをさせてもらう機会をいただいた。
そもそも私は「飲み屋のおやじ」でして「大企業に就職する方法」などさっぱりわからず、まあ機会をくれた先生もそんなことを期待しているはずもないというのは承知している。

人に何かを伝えるのは簡単じゃないことだけはわかっているので、結局「はだかの自分」をちょっとでも興味もってもらえるように、なんとなく面白く語ることになる。

失敗談の受けがいいことに段々気づく。
なんだかうなずいている。

こんな経験をした、悔しかったからこんな勉強をした、そしてそれを生かせてそうだ、効果的だぞ、と思っているといつのまにか居場所がなくなってねって話しばかり。

でも、「人生、生まれ変われるとしたらどの時期ですか」って問われて「今のままでいい」って答えていて、さらに「だってもっと面白くなるイメージしかないんだよね」とか付け加えたりしている。

こんなことをわざわざ書いてしまったのは、ある方の投稿を見たから。

学生と社会、大人と若者の関係に関して書いておられた。
概ね共感できたけど、少しだけ感じるところもあった。
それは私が「環境や関係性は重要だけど、ひとつの要因にすぎないし、最後は本人が気づくかどうか、そのきっかけもかなり多様なはずだ」と思っているから。
まあ、つまらない大人が多いのも確かですが、企画する側は色々考えて試行錯誤してますからねえ。
結局、何もやらないよりはやったほうがいいと私は思うのです。
たとえすぐに役立たないって思ってもね。