もう何年まえになるかな。
韓流ドラマを観て刺激を受けていた私。

日本のドラマとは違う刺激と感動、人間味あふれるストーリーにどはまりしていた。



その頃の自宅はBS放送が観られる環境では無かったので、TSUTAYAに何度も足を運んだ。




韓流ドラマは日本のドラマとは違い1作品の話が長い。短いもので16話とか。
だからなのか内容も濃い。細かい所も演出されていて面白い。




韓流ドラマは決してドロドロ系ばかりではない。時代劇もあればラブコメディ、学園ものもあればミステリー系もある。



とにかくどの作品を観ても面白い。私にとってここが日本のドラマとは違う所。
作品に対する監督スタッフ・出演者の熱意が伝わってくる。
 



主演を務める人気アイドルであっても演技に妥協がない。男女問わず役柄によってはヘアスタイルだって変えちゃう度胸も素晴らしい。







たくさんの韓流ドラマを観てきた中で、今でも記憶に残っている作品。それが




『宮〜Love  in Palace』




宮(クン・ハングルで궁 )と読む。韓国にも皇室があったならって言う作品。





若い皇太子が許嫁(いいなずけ)である民間の女の子と結婚して、ぶつかり合いながらもお互いを受け入れ理解し愛を育てていく作品。ありきたり?と思うなかれ。かなり内容の深い作品。




元々この作品に興味を持ったキッカケはタイトルのって漢字。私の旧姓にもある宮。





この作品を通して私はたくさんの事を学ばせてもらった。えっ?ドラマから学ぶの?と思われる方もいるかもしれない。
でも、ドラマだからこそ客観的に人の立場の違いやお互いの気持ち、置かれている状況を冷静に観る事が出来た。


ついでに言うなら旧姓も好きになった。日本の皇室でも宮様などと使われる宮の文字。まさしくこの作品のおかげ。




人は自分を否定する相手に素直にはなれない。優しくも出来ない。でもそんな人に対して自分から心を開いて理解し、受け入れていく事で相手が変わってくれる。




相手が変わるのでは無く、自分が変わる。
そうする事で相手も変わる。
相手の考え方がいい・悪いでは無く、こういう考え方の人なんだと受け入れる。
そうすると、不思議なんだけど相手も自分を受け入れてくれる。




その繰り返しが愛を育て絆が生まれる。





この作品を何度も観た。何度も泣いた。


それから私の恋愛観が変わった。そして主人に出会った。宮のおかげと言ってもいい。デレデレ









あれから十何年。
久しぶりにYouTubeで宮を観た。
そして泣けた。








シン君♡チェギョン








감사합니다