【今回のブログは愚痴や暴言を吐いておりますので気分を害してしまう恐れがあります。見たくないこともあるかと思いますので閲覧注意でお願い致します。】





亡くなる22日前です。



緩和ケア病棟にきてから 姉がトイレをする時は


転倒防止の為


必ず看護師を呼ぶことになっておりました。



食欲が増してトイレに行く回数も増え


看護師を呼ぶ回数が増えたので


ある1人の看護師から 突然


おしっこの管を通しますね と言われました。



がく然としました。



「管はやめて下さい。

これ以上何か取り付けるのは可哀想です。

姉は全然動けますし」


と ソッコーお断りしました。


姉も管はイヤだと言いました。


当たり前ですよね 姉は全然動けるんです!


私の心の中は


「なんで?!


それって痛くないの?!


姉ちゃん絶対嫌がるに決まってんじゃん!


全然意識あって動けるのに


なんで痛々しい管通すとか言うの?!


これ以上姉ちゃんに痛い思いさせないでよ!!



「てんとう虫」という転倒防止の紐をつけられ


ベッドの上から自由に動くこともできず


寝返りを打つこともできず 点滴もつきっぱなしで


これ以上何かつけるなんてやめて!!」


と腹が立って腹が立って仕方ありませんでした。



「緩和ケア」なんて名ばかりのところ。


看護師が少なくていつもバタバタしていて。



は?緩和?ケア?

ご家族の悩みも聞きます?

本当にそれやってますか?



何人かの看護師さんは優しくて


姉ちゃんが何度ナースコールしても


管を通すなんて一言も言わなかった。



緩和ケアは死ぬのを待つ所…。


という事を一番に感じた日でした。



そういう心無い事を言う人のせいで


ここの病棟は酷い!と思ってしまうのが現実だと思う。


少ない人数のなかで対応しなければいけない大変さはわかります。


ていうか そういうのを


病気と闘っている患者や家族に


見透かされるようじゃダメじゃないですか?



何日もここにいて思ってたけど


患者を物扱いするのだけは許せないし


私が姉の洗濯物を取りに行ってる間に


姉が夕飯の給食を休憩しながら


ゆっくり食べていたら


「もう食べませんよね」と片付けられたり


看護師の言い方に萎縮した姉は


「まだ食べます」と言えず


その日はお腹が空いて仕方なかったと言ってました。


可哀想で可哀想で


胸がギューッと締め付けられました。


なんでその時私はその場に居なかったんだよ!


私が居たら持って行かせなかった!


と自分を責めイライラしました。



あとは


何回もナースコール押さないでって顔して


病室に入って来ないでよ!!





という その時感じた気持ちを正直に書かせていただきました。


大切な人を傷つけられたり


ないがしろにされたと感じると心がえぐられますよね…。


敏感になってる時期だからこそ…。