川島なお美さんが、

「女子大生タレント」として

広く認識され、

人気と知名度が上がってきた

82年に出されたファーストアルバム

(82年6月発売)。

 

川島さんは、

79年にタレントとしてデビューされ、

テレビやラジオのアシスタントとして、

徐々に人気が出てきました。

 

そのころ、「シャンペンNo.5」

(79年4月発売)

で歌手デビューされています。

アップテンポで楽しい曲ですが、

このシングル盤だけ、

キャニオンレコードからの発売で、

早々に廃盤になってしまったため、

以後なかなか入手できない時期が

続いていたようです。

 

そして、2枚目のシングル

「ハネムーン」(81年5月発売)

が出ます。

東芝レコードに移籍されています。

これ以降は、しばらくのあいだ、

東芝からのリリースになります。

 

その後、深夜放送のDJで、

一気に知名度と人気を獲得し、

満を持して発売された

3枚目のシングル「愛しのマンドリーノ」

(82年3月発売)では、

自ら作詞を担当されました。

 

さて、その年の6月に発売されたのが

このアルバムなのですが、

A面はカヴァー曲が並び、

南沙織さん(「色づく街」「想い出通り」)、

平山三紀さん(「フレンズ」)、

荒井由実さん(「ルージュの伝言」「12月の雨」)

という5曲が収められています。

 

一方、

オリジナル曲サイドのB面には、

4曲しか収録されておらず、

シングル曲では、

「愛しのマンドリーノ」のみが収録され、

そのB面曲も、前のシングル曲も

収録されていないという、

歌手としてのデビューアルバムにしては、

やや寂しい印象の1枚でした。

 

 ↓「シャンペンNo.5」です。このアルバムを含めて、

   東芝(系)のアルバムには収録されていません。

 

 ↓「愛しのマンドリーノ」です。

   当時の最新シングル曲でした。