75年8月12日の

大阪フェスティバルホールでの

ステージの模様を収録した

ライヴアルバム(75年10月発売)。

 

メンバー(および当時の年齢)は、

北公次さん(26歳)、

江木俊夫さん(23歳)、

おりも政夫さん(22歳)、

青山孝さん(24歳)。

 

曲目です(かんたんな説明も)。

 

 SIDE A
1.オープニング/ブラック・イズ・ブラック~ゲット・レディ
2.悲しみの兵士(シルヴィ・ヴァルタンのカヴァー)
3.四枚の葉っぱ
4.トーク/BGM:脚のないケヤキ(ミュージカル「少年たち」より)
なぜっておいらに聞くのかい(同) 
5.君にこの歌を(同)~トーク
6.愛と死(73年2月発売のシングル)
7.約束(71年3月発売のシングル)
8.友情(74年11月発売のシングル)
9.嵐のあと(75年6月発売のシングル)
 SIDE B
1.ハッピー・ピープル(テンプテーションズのカヴァー)
2.フロム・ザ・マウンテン(スタイリスティックスのカヴァー)
3.エメラルドの光る海
4.港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ(ダウン・タウン・ブギウギ・バンドのカヴァー+替歌)
5.アンタ私の何なのさ(上記曲の替歌)
6.捨てないで(ジャック・ブレルのカヴァー)
7.クレイジー・ホース(オズモンズのカヴァー)

 

メンバーの年齢に合わせて、

アイドルっぽさよりも

大人っぽさを前面に出した

シングル曲が増えてきた頃で、

海外のカヴァー曲も多いですが、

それでも客席の熱狂ぶりを聞くと、

このグループの人気の高さを

思い出しますね。

 

2部構成のステージを

それそれA面、B面に分けているのは、

当時のLPでよく行われていましたが、

A面前半の、4人の出会いや、

レコードデビュー前、

結成時メンバーの

永田英二さんが出演していた

ミュージカル「少年たち」について

楽しく語っている曲間のトークが

かなり長めに収められているのが

なかなかおもしろく、

4人の仲のよさが伝わってきて

ほほえましいと思います。

 

ちなみに

「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」は

いうまでもなく、この年4月に発売の

ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの

大ヒット曲ですが、

次の「アンタ私のなんなのさ」も含めて

1コーラス目のほかはすべて

グループにちなんだ歌詞(替歌)

になっていて、

主にメンバー同士が弄りあっている

楽しいものになっています。

 

 *過去記事

ベスト・オブ・フォーリーブス

フォーリーブス・郷ひろみ ジョイント・リサイタル

コカ・コーラ・CMソング集 1962-89

寺山修司作詞・作詩集