山田晃士さん(Vo.)と

佐藤芳明さん(Acc.)のユニット

「ガレージシャンソンショー」の

ファーストアルバム(2003年9月発売)。

 

以下、このユニットに出会った

個人的な話になります。

 

2016年9月、

サエキけんぞうさんがご主催されている

「ゲンズブールナイト」というイベントに、

参加者のかたからお誘いをいただいて

はじめて参戦したときに、

このお二人を知りました。

 

「ゲンズブールナイト」は

もう20回くらい行われているのですが、

その名の通り、

さまざまなアーティストたちによる、

フランスのアーティスト、

セルジュ・ゲンズブール(1928-91)

にちなんだ、

ジョイントライヴ形式のイベントで、

この時は10組のアーティストが

おのおの20~30分くらいの持ち時間で、

トータルで5時間近く

続けられていたのですが、

このお二人のパフォーマンスが、

なにより印象に残りました。

 

佐藤芳明さんが奏でる

1台のアコーディオンの伴奏にのって、

山田さんが怪しく力強く、

オリジナル曲を歌っていくのですが、

その歌唱に引き込まれるとともに、

佐藤さんのアクロバティックな奏法が、

とにかく感動的で、

体が硬直してしまうような、

いつまでもその場所に居たいような、

不思議な興奮状態を体感しました。

 

帰宅してから調べてみたところ、

山田さんは、

NHK「レッツゴー・ヤング」の

「サンデース」に在籍されたこともある

元アイドルで、

94年に自作曲「ひまわり」を

ヒットさせていらっしゃる、

30年以上のキャリアのある

シンガーのかたでした。

 

そして佐藤さんは、

国立音楽大学のご出身で、

在学中に独学で、

アコーディオンを始められ、

パリ留学などを経て、

以後、幅広くアコーディオン奏者として、

活躍されている方なのです。

 

山田さんは、ソロ活動も含め、

ほかのさまざまなユニットでも

ご活躍中なのですが、

どこででも、ほぼ同じスタイルを

貫いていらっしゃいます。

 

一方、佐藤さんも、このユニット以外で、

幅広くご活躍中なのですが、

きわめて常識的なお姿で、

正統的な演奏活動をされていたり、

音楽大学で教えられたりも

されていて、

同一人物とは思えない、

そのギャップが楽しいかたです。

 

このお二人のユニットですが、

2005年にセカンドアルバムを出されてから、

しばらく活動を休止されていたところ、

2013年ごろから活動を再開されています。

 

ともかく、ライヴが素晴らしい

ユニットだと思います。

 

今後のご活躍を楽しみにして

いきたいと思います。

 

そしてまた、

ライヴに参戦したいと思います。

 

 ↓山田さんのHPです。

 山田晃士オフィシャルサイト

 

 ↓佐藤さんのTwitterです。

 accordion佐藤芳明

 

 ↓初期の演奏です。現在はもっと激しいステージになっています。

 

 ↓2016年に発売された3枚目のアルバム「treize」のPVです。

  佐藤さんの髪型と、アコーディオンのドクロに注目です。

 

 *つい最近までどこでも買えたのですが、

  現在入手が難しくなっているようで残念です。

 

 ↓セカンドアルバムです。

 

 ↓山田さんのヒット曲「ひまわり」です。