財津和夫さんのオフィシャルサイトと

ライヴ会場で販売している、

チューリップの

正式なデビュー曲とされている

「魔法の黄色い靴」(72年6月発売)

以前に録音された

5曲の音源を収録したCD(2018年発売)。

 

曲目は

1.柱時計が十時半

 作詞:末広信幸/作曲:財津和夫 

2.ええとこの子のバラード

 作詞:財津和夫/作曲:宗田慎二

3.鼻毛の唄

 作詞・作曲:財津和夫

4.ママがパパを愛したように

 作詞・作曲:財津和夫

5.ちぃほあき森 梟のうた

 作詞・作曲:財津和夫

 

この当時のメンバーは、

財津和夫さん、吉田彰さん、

末広信幸さん、宗田慎二さん

の4人でした。

 

このうち1曲目から4曲目までは、

アマチュアとして地元の福岡で

活動していたとき、

自主製作で録音し、

1971年2月に発売された

4曲入りコンパクト盤の音源です。

 

また5曲目のナンバーは、

同じころのライヴ音源になっています。

 

聞かれた方はおわかりだと思いますが、

この当時のチューリップは、

完全にフォークグループでした。

 

1曲目のリードヴォーカルは、

作詞を担当された末広さん、

2曲目のリードヴォーカルは、

作曲を担当された宗田さんだと

言われています。

 

このお二人は、

正式なデビュー直前に、

脱退されています。

 

それ以外は

財津さんが歌われています。

 

3曲目の「鼻毛の唄」は、

「ライヴ!! アクト・チューリップ Vol.2」

(76年12月発売)に、

「君の鼻毛は長い」というタイトルで、

大きくアレンジを変えて、

吉田彰さんのヴォーカルで

演奏されています。

 

ちなみにこのコンパクト盤は

福岡ではけっこう売れて、

再版もしたそうで、

その際にジャケットの色が

変更されています。

 

どちらが先に出たものかは不明ですが、

この2種類があるようです。

前列のお二人が

末広信幸さんと宗田慎二さんですね。

 

デビュー前のチューリップには

これらの音源以外にも

第3回全日本ライトミュージック・コンテストグランプリ1969」に

民謡「金毘羅舟々」のフォークアレンジ音源、

 

第4回全日本ライトミュージック・コンテストグランプリ1970」に

「柱時計が十時半」、

 

そしてシングル

「私の小さな人生/コケッカキの住む沼」

(71年7月発売)

がありますが、

残念ながら

このCDには収録されていません。

 

このジャケットの後列にも、

宗田さんと末広さんがいらっしゃいますね。

 

柱時計が十時半 は

こういう曲です(↑)。

きれいなヴォーカルですね。

 

こちらのサイトで

発売されています。

財津和夫オフィシャルサイト

オフィシャルグッズ

「財津和夫 二十歳の頃の作品たち」

 

ご興味のある方はぜひ。