「1975年に発表された、
ポール・マッカートニー
&ウイングスの
代表作とも言われているアルバム
(75年5月発売)。
アルバムごとに
メンバーが流動的ではあったが、
それでもウイングスの音が
固まっており、
ライブの
オープニングで使われた
「VENUS AND MARS」
~「ROCK SHOW」のメドレー、
シングルでヒットした
「LETTING GO」
(ワインカラーの少女。
アルバムヴァージョン)や
「LISTEN TO WHAT THE MAN SAID」
(あの娘におせっかい)、
軽快な
「YOU GAVE ME THE ANSWER」
(幸せのアンサー)など、
わけのわからない邦題が
気にはなるものの、
名曲が並ぶ。
この頃のポールが
志向していたものが凝縮されている
という声も多い1枚。
(★★★★★)」(2006.6.19記)
ソロ名義での
2枚のアルバムを経て、
ポールマッカートニー
&ウィングスとして
4枚目のアルバムです。
このころは、
まだテレビからの洋楽情報は
少ないものでしたが、
LPはまだ高額で、
いきなり買うのを躊躇することが
多かったため、
AMやFMラジオでの、
発売直前からアルバム全曲を
流してれるような番組をよく聞いて、
テープに録っておいたものでした。
順調にヒット曲、
ヒットアルバムを出し続け、
来日公演も
ささやかれ始めていたころ
だったと思います。
のちに出された
ライヴアルバム
「WINGS OVER AMERICA」
(76年12月発売)でも、
このアルバムから
多くの曲が演奏されていますが、
かなり細かい部分まで、
レコードヴァージョンの
再現を目指しているようで、
ポールの強いこだわりが
感じられますね。