作詞・作曲のみならず

編曲まで自分でこなしてきた

尾崎亜美にしてはめずらしく、

アレンジを

DAVID FOSTERにゆだね、
ミュージシャンも、TOTOの

STEVE LUKATHUR(G)や、

JEFF PORCARO(Dr)に

依頼するなどの

大胆な人選の結果、
かなりロックテイストが強い

仕上がりになった、

初の海外録音になる

7枚目のアルバム

(81年5月発売)。


とくにB面が傑作揃いで、

Angela

Wanderer In Love
シングルにもなった

蒼夜曲(セレナーデ)」(別バージョン)、
そしてなにより「Prism Train」が

最高の出来。


本人もバックのメンバーも

目いっぱい楽しく

ロックしている名盤。


いつのまにかデビューから30年、

アルバムは30枚を数えているが、
センスのよい楽曲作りは

当時からずば抜けていて、

いまも全く変わっていない。

(★★★★★)」(2006.6.8記)

 

近年は

「オリビアを聴きながら」の

作者として知られていることが多く、

「懐かしの~」系のイベントへの

ご出席も多い亜美さんですが、

松任谷由実さんや

中島みゆきさんと並んで、

ご自身の楽曲のみならず、

提供した曲の多くが

その人の代表曲となるような、

わが国トップレベルの

コンポーザーとしても、

もっともっと

知っておかれるべき人だと

思います。

 

書き出そうにも書ききれないくらい

多くの提供曲がありますので、

あえてここには記しませんが、

その割に知名度が

低いような気がするのは

私だけではないでしょう。

 

さてこのアルバムですが、

元記事に書いた通り、

ロックの匂いがとても強い

1枚です。名盤です。

 

海外の、TOTOや

DAVID FOSTERの研究家や

マニアの方にも、

素晴らしい高評価を

たくさん受けているそうです。

 

 *過去記事

POINTS