青島幸男の

作詞・作曲ナンバーの

セレクション。

 

通称「青盤」

(2001年9月発売)。

 

青島氏自身の

歌唱を収めた

赤盤」もある。


東京都知事とか、

ドラマ「意地悪ばあさん」

への主演をはじめとした

タレント活動とか、

この20数年は

限られた活動しか

してこなかった青島幸男が、
じつはわが国のテレビや

歌謡曲の発展に貢献した

優れた才能の

持ち主だったことを確認し、

記憶することができる1枚。


放送作家としての功績は

いうまでもなく、

作詞家としては、

坂本九の素材を開花させた

悲しき60才」(60年8月)、

植木等の方向を確立させた
名曲「スーダラ節」(61年8月)
無責任一代男
ハイそれまでョ」(62年7月)など、

コミカルでありながらも

人生の機微を感じさせる

作詞(訳詞)は、

現在でも右に出るものは

いないと思えるほど。


セレクションではなく、

全集を出しても

よいのではないかとも思う。

(★★★★)」(2006.6.5記)

この記事を書いた

約半年後の2006年12月20日、

急逝されて、

とてもショックを受けたことを

思い出します。

 

享年74。

悲しく残念な訃報でした。

 

政治家としての活動を

され始めたころから、

テレビ関係のお仕事が

ぐっと減ってしまいましたね。

 

もう少しいろいろな場所で

輝いていただきたかったと

思います。

 

現在では、

晩年の都知事時代の

印象がよくなかったのか、

その功績が、

あまり評価されていないような

印象を受けます。

 

とても残念です。

 

↓植木等さんの「ハイそれまでヨ」です。

 

↓青島さん作詞・作曲の「それが悩みさ」

 ダニー飯田とパラダイスキング、

 石川進さんのソロです。