現役のミュージシャンで
タレントの、
エド山口とモト冬樹の
兄弟ユニットによる、
明るく楽しいファーストアルバム
(95年12月発売)。

収録曲はいずれも
60、70年代のヒットソングの
カバーナンバーで、
シングルにもなった
悪魔がにくい
(平田隆夫とセルスターズ/71年)、
愛の挽歌
(つなき&みどり/72年)、
機嫌を直してもう一度
(望月浩/70年)、
恋はもうたくさん
(ダイナマイツ/67年。
オリジナルにはない歌詞が
追加されている)など8曲と、
そのカラオケの全16曲。
 
実の兄弟であることもあってか、
コーラスの相性が抜群で、
もちろんギタリストとしての
プレイも必聴。

またカラオケの部分には、
各曲ごとに、
2人による寸劇が挟まれており、
俳優としても活躍している
器用な2人の、
コミカルな面が見えて楽しい1枚。

お互いの活動もあるためか、
以後アルバムの発売がないのが
残念。(★★★★)」(2012.1.14記)
 
エド山口さんとモト冬樹さんは、
実のご兄弟なのですが、
アマチュア(セミプロ)時代に
グッチ裕三さんを含めたメンバーで、
ブルーエンジェルという
バンドを組まれていました。
 
のちに、エドさんが抜けられ、
冬樹さんも、
元オックスの福井さんが
在籍されていた
「ピープル」というグループに
スカウトされ、
脱退してしまったそうです。
 
その後、
エドさんはおひとりで、
音楽活動と共に、
エレキ漫談というスタイルで、
芸人さんとしての活動も
されるようになります。
 
「ピープル」は、
冬樹さんの加入から間もなく
メンバーを入れ替えて、
GS風のバンド「ローズマリー」となり、
73年にデビューします。
 
そして、関東の人気番組、
「ぎんざNOW」のレギュラーになり、
アイドル並みの人気を獲得されますが、
冬樹さんは、
75年にメンバー数人と脱退され、
新たに「ジュテーム」というグループで
活動されたのち、ソロ活動を経て、
グッチさんと再会し、
「ビジー・フォー」を
結成されることになります。
 
そのころの、
もっと詳しいお話や
おもしろいエピソードなどは、
エド山口さんが、
ご自身のYOU TUBEチャンネルで、
かなり細かく語って
くださっていますので、
ご興味のある方は、
をご覧ください。
 
もあるのですが、
なぜかエドさんのほうが
詳しく語られています
 
オススメです。

 

(音源、消されてしまいました。。)