19歳で来日、
当初はマリリンの名で
活動していた
フィリピン生まれのシンガー、
マリーンが、
ジャズヴォーカルに
活路を見出し、
日本を活動拠点の中心として、
レコード会社を移籍。
 
カヴァーとオリジナルを
ほどよく配分したアルバムを
続々と発表し、
CMやBGMなどでも
使われることが
多くなってきたころに発売された
4枚目のアルバム(83年4月発売)。

プロデュースは笹路正徳、
バックは
岡沢章、山木秀夫、
渡嘉敷祐一、織田哲郎、
EVEなどがつとめ、
笹路氏の作曲で、
CMにも使われた
再デビューシングル
ZANZIBAR NIGHT
ROBERTA FLACKの
代表的なバラード
KILLING ME SOFTLY 
WITH HIS SONG
MARI WILSONの
BEWARE BOYFRIEND
BILLY JOELの
JUST THE WAY YOU ARE
スクエアの安藤まさひろ
の作曲による
ポップな「STEPPIN' OUT」
THE CHEATER」など、
さまざまな曲調のナンバーを、
どれも器用に歌い分けており、
わずか5ヶ月後に発売された
5枚目のアルバム
「マジック」(83年9月発売)とならんで、
このジャンルのなかで、
特にクオリティの高いアルバム。
(★★★★★)」(2011.1.19記)

その後、
テレビのバラエティ音楽番組でも
見かけるようにもなるなど、
活動範囲を徐々に広げながら、
コンスタントな活動を
続けられました。
 
休養されていた期間も
あったようですが、
現在でも、
母国のフィリピンを中心に、
数多くのセッションやライヴで
ご活躍中のようです。
 
 *過去記事