映画

SATURDAY NIGHT FEVER」

(77年12月公開)の

挿入歌、主題歌での

大幅なイメージチェンジにより、
いにしえのBEE GEESファンを

仰天させることになる

その前年の76年12月20日、
ロサンゼルス・フォーラムで行われた

ライヴを収録した2枚組

(77年5月発売)。 


メンバーは

BARRY GIBB(Vo,G)、

ROBIN GIBB(Vo)、

MAURICE GIBB(Vo,B)

のBEE GEES 3兄弟と、
DENNIS BYRON(Dr)、

BLUE WEAVER(Key)、

ALAN KENDALL(G)の3人の

計6人(BEE GEES BAND)に加え、
ゲストプレイヤーとして

GEOFF WESTLEY(Key)、

JOE LALA(Per)、

JOEY MURCIA(G)と

5人のホーンセクション。


当時の最新シングルで、

C面のトップに、

(ひたすら違和感を伴って)

収録されている、
このグループにはめずらしい

ディスコ調のナンバー

YOU SHOULD BE DANCINGは、
当時流行の

ディスコミュージックに接近した、

実験的な楽曲として認知され

スマッシュヒット。


このあと、

往年のBEE GEESを思わせる

美しいバラード
HOW DEEP IS YOUR LOVE

(愛はきらめきの中に)

(77年10月発売)が、

久々の大ヒットを記録する。

 

そして、

次のシングル以降、

STAYIN' ALIVE」

NIGHT FEVER」と、

BARRY GIBBの

ファルセットを駆使した

ディスコミュージックが

続くことになるが、
そのいずれもが大ヒット。

 

新たなファンの開拓に

成功することになる。

(★★★★)」(2009.6.23記)


日本では

「ビー・ジーズ・

グレイテスト・ライヴ」

というタイトルで

発売されました。

 

このアルバムは、

ビージーズが、

約2年のブランクを経て

再び活動を開始した時期の

ライヴ音源ということもあり、
60年代の代表曲

「HOLIDAY」

「MASSACHUSETTS」

「WORDS」から
近年の

「NIGHTS ON BROADWAY」

「LOVE SO RIGHT」まで、
新旧のヒット曲を含めて

全22曲収録されています。

 

そして、

初めてのライヴ盤でもあり、
グループ及び各メンバーの

健在ぶりを示すことができて、

全世界にむけて

復活をアピールしたことでも

有名なアルバムとなりました。

 

その後しばらくは

ディスコ系の楽曲をメインに、

時折美しいバラードも

織り交ぜながら、

ヒット曲をたくさん

出していましたね。

 

MAURICE GIBBさんが2003年に

ROBIN GIBBさんが2012年に

お亡くなりになり、

グループとしての活動は

できなくなってしまいましたが、

もっともっと評価されても

いいグループだと思います。