「フォーク・クルセダーズ解散後、
作詞を中心に活動をしていた
北山修の、
25歳の誕生日を記念した
コンサートの実況盤
(71年9月発売)。
フォークルの同士、加藤和彦
(「あの素晴らしい愛をもう一度」)や、
はしだのりひこ(+クライマックス
「花嫁」)をはじめ、
杉田二郎(ジローズ
「戦争を知らない子供たち」)、
ザ・ムッシュ、谷村新司など、
多くの仲間たちのサポートのもと、
自ら進行役もつとめる北山修が、
自分が作詞を手がけた
多くのヒット曲に囲まれながら、
さかんに黄色い声援を送る
客席の若者とともに、
心から楽しんでいる様子がわかる。
このあと北山修は、
医師になるため
音楽活動から
離れていくことになる。
(★★★★)」(2007.1.7記)
北山修さんが、
自らの音楽活動に
ひと区切りをつけるための、
いわば送別会的な
ジョイントコンサート
なのですが、
いまにして思うと、
まだ25歳だったというのが
驚きです。
医師になられたといっても、
芸能界を引退されたわけではなく、
いくつかの偽名や変名
(自切俳人が有名ですね)での
活動をされています。
もちろん精神科医としても
ご活躍中で、
そちらの関係の著作や翻訳書も
多く出されています。
気がつくと、
フォークルのメンバーでは、
北山さんしか
ご存命ではないのですね。
*過去記事