｢74年12月、
みなみらんぼうのアルバム
｢武蔵野詩人｣(74年3月発売）
に収録されている
｢空飛ぶ鯨の話｣を、
｢空飛ぶ鯨｣のタイトルで
デビュー曲として
発売したところ
この曲が爆発的にヒット。
不思議なグループ名や、
メンバーの
明るいキャラクターも
手伝ってか、おそらくは
本人たちも想いも寄らぬ、
アイドル並みの
扱いまでされてしまっていたが、
約2年という、
短い実働期間で解散してしまった、
フォークデュオ
｢ちゃんちゃこ」のベスト盤
(2002年発売)。
メンバーは
松村忠佳(G,Vo)、
北方義朗(G,Vo)。
当時はかなりの人気で、
テレビ、ラジオに
引っ張りだこだったのだが、
どうしても
｢空飛ぶ鯨」のイメージが強く、
次のシングルで、
やはりみなみらんぼうの作になる
｢黄色いカラス」は
スマッシュヒットしたものの、
徐々にメディアへの露出が
減っていくことになる。
なお、
｢空飛ぶ鯨」のB面だった
｢君をさらいたい」は、
｢ヤングおー！おー！｣(毎日放送系)の
エンディングでも歌われた
ポップなラブソングで、
こちらの曲の人気も高い。
(★★★★)｣(2006.12.13記）
ちゃんちゃこ
のお二人です。
活動期間は短かったですが、
いい曲をたくさん
残してくれています。
デビューの時、
メンバーのお二人は、
まだ19歳だったそうです。
女子人気が高かったのを
よく覚えています。
｢空飛ぶ鯨」、
いまでも大好きな曲です。
昔、森に住んでいた鯨たちが、
時代の流れで、
やがて海にすむようになり、
さらに人の流れ
(人間のエゴでしょうか）で、
空に飛び立ったのですが、
空がうずまってしまったために、
撃ち落とされて
死んでしまうという、
実に悲しい曲なのです。
こんな、
人間のエゴを皮肉った
悲しい歌を、
あえて明るく歌っていた
お二人の姿が、
いまだに忘れられません。
解散後はほとんど
消息が聞かれることは
なかったのですが、
結成40周年にあたる2014年に、
おそらく
期間限定だとは思いますが、
突如復活されました。
お二人とも
当時のおもかげをのこしたまま、
素敵なおにいさまに
なられましたね！
↓再結成版です。
↓みなみらんぼうさんの
元歌です。ご参考まで。
